渓嵐国泰山海紘宮

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教育

July 09, 2012

学びの共同体 公開授業

 7/7(土)名護の東江中で学びの共同体の公開授業があるとのことで
 見学してきた。
 (学びの共同体については、
  http://manabi.justhpbs.jp/index.html
  をご参照ください。)

 まずは、公開授業。
 1年生の数学で図形の面積を求める単元で、
 最初に三角形、円と言った基本的な図形の求積の公式を確認したあと、
 応用問題(ジャンプ問題というらしい)が提示され
 4人の班(基本は男女二人ずつ)でその方法を考えていく。
 ちなみに出されたのはこれ。ちなみに円は正方形に隣接している。
 この図形の色のついた部分の面積を求める数式を作る。

Jump

 最初に提示された時、私自身がすぐには方法を思いつかなかった。
 私が数学が苦手なので、あてにならないかもしれないが
 中1にしては難しい問題なのではないかと思った。
 班での様子を見ていると最初はやはりなかなか進まない様子であったが
 どこの班も、時間をかければそれなりに進んでいた。

 10班のうち、解けたのは最初からわかってるらしい子のいた1班。
 もう少しで溶けそうな惜しいところまで行ったのが3班で、
 私はそのうちの一つの班を見てたのだが、
 その中で多くの子が「まずは聞いて!」「◎◎の話、聞こうよ!」と
 お互いに聞き合うことを自然と重視している様子が見られたことが
 とてもいいなと思った。

 よく研究授業を見に行くと、発表することばかりが重視されて
 それがよく聞き取られていないことが気になる。
 自分の授業の中でも、自分の意見を言うことだけが大切だと思っているような
 (他人の意見と絡めない)発言をする生徒がいる。
 授業が学びの場ではなく、主張の場だと勘違いしているのだ。
 授業後の講演でも
 「話し合いは活発でない方がいい。大切なのは学びだ」
 という言葉が何度も出てきた。
 教師はどうしても活動に目を奪われがちだ。
 見た目が動いていないと、不安になってしまう。
 しかし、思考しているとき人は動かないものだ。
 その思考の部分を重視することは
 忍耐を要求されるとともに、観察力が求められる。
 それが教師が身につけなければならないスキルだろう。

 半分以上の班ができなかったのだから、
 問題があるのではないかと思う人もいるだろう。
 しかし、大切なことは、問題の解き方を知ることではなく
 解き方を考えだす思考の流れ、である。
 「問題を解く方法」はあとで共有すればいい。
 そこに至るまでどういうふうに思考を動かすかを訓練することが
 大切なのだ。
 学びの共同体の授業は、思考をするための訓練をしているのだと
 実感できた。

 よく、某教科の教師が
 「とにかくよく出る問題形式をどれだけたくさん覚えるかが勝負」
 というようなことを言い、
 授業ではひたすら演習をさせながら授業時間が足りないと言っている。
 ほんとに馬鹿げた話だと思う。
 そんな授業は、受験のためにしか役立たず、
 生徒の人生に何も残さない。

 手法からすれば、普段私が取り入れているものと
 ほぼ変わらないのだけど、
 「話し合いが活発だと学びはない」ということを肝に銘じ、
 忍耐強く待つことを覚えることが必要だとわかってよかった。

 取り入れた東江中ではもういろいろと変化の兆しがあるようだ。
 沖縄では国頭地区も取り入れているらしい。
 数年後、やんばるから高校に入ってくる生徒がどう変わっているか
 とても楽しみである。

January 04, 2011

新年会<サシ飲み編>

正月恒例にしたい工業高校で教え子とのサシ飲み新年会。
今回は、宮崎地鶏が美味しいという店を見つけたので、
日本酒や焼酎でほっこりと(^-^)
興南高校の近くなので、お店全体にペナントやら色紙やらが貼られてて
応援ムードの中、我喜屋監督とも遭遇。
なかなかいい雰囲気でした(^-^)

工業高校から国立大の教育学部に進んだ彼も
もう三年生。
教育実習もバッチリ終えて、来年度の教採に向けて頑張る所存だそう。
しかも、院試も受けるらしい。
すごいなぁ、日々成長している感じ。
眩しくて目が眩みそうだ(*^_^*)

彼のこの、すくすくと音が聞こえるようなまっすぐな伸びは、
ご両親に支えられたものだつくづく感じる。
サッカーをするために、地域でも困難校とされている
工業高校への進学を反対しなかった、というだけで
すごいなぁ、と思い続けて来たが、
今回、それ以上にすごいと思ったことがある。

単に反対しなかっただけでなく、彼のお父さんは
中学生の彼に「そうしたい理由」をしっかりと求めたのだそうだ。
お父さんを説得する中で、言葉にする中で、
自分の思いが本当の意味で確認出来るのだろう。
新たな道に踏み出す時には、とても有効な指導だ。
これは、大学進学の時も同じだったそうで、
国立と私立、両方合格した後に、
どうして国立に行きたいのか、説明させられたという。
普通の親なら、学費にしろ、ネームバリューにしろ、当然国立、というところだろう。
そこをあえて、子供に言葉にさせる。
徹底した姿勢が、清々しい。
そしてまた、面白いのは、長男である彼にはとても有効だったこの指導も、
他の兄弟にはイマイチ合ってないという話。
ひとりひとりの個性を見極めることの大切さ。
ある場面でうまくいった指導も常に見直すこと。
教育の面白さ、奥深さは、そこにある。
だから、TOSSじゃダメなんだよね(爆)

と、教育学部の学生と飲んで、教育の原点に思い至るのであった。

July 25, 2010

NHK杯高校放送コンテスト全国大会〜結果報告〜

 
 7月22日〜24日に行われた
 NHK杯高校放送コンテスト全国大会に
 生徒6人を引率して行ってきた。

 映画研究部副顧問歴3年目になった今年、
 正顧問が変わった。
 映研を立ち上げた生物の先生が転勤してしまったのだ。
 彼とは校務でも学年主任と担任という立場で
 二年間組んで仕事をしたが、
 生徒は自由闊達に、自主的に行動できるように育てたい
 という意識が似ていたので、
 とても良い学年集団ができた。
 本人もすごく自由で、高校教員には珍しいタイプだったが
 映画、映像が好きで、
 どうせやるなら好きなことを、ということで映研を
 立ち上げたくらいなので
 指導力もピカイチで、数々の華々しい実績を残していた。
 彼が指導していた8年間のうち、
 NHK杯高校放送コンテスト全国大会
 創作テレビドラマ部門にて
 3回準決勝進出。(全国20位以内)
 私が副顧問になってからは、初年度が5位入賞、
 去年が3位入賞と徐々に順位を上げてきた。
 
 しかし、今年は彼がいない。
 巷の運動部を見れば、一目瞭然、
 指導者を欠くと部活は途端に弱くなってしまうことが多い。
 私は、映画だの芝居だのを数だけは見ているが
 技術的なことはさっぱりわからないし、
 新しく顧問になった先生も、転勤したK先生ほどは
 詳しいわけではない。
 当然、部員たちにも不安はあったことであろう。

 しかし、指導は教員でなくてもできるはずである。
 本来ならば、先輩が後輩に技術を伝えていくのが
 部活動の目的の一つであろう。
 転勤前にK先生は
 「顧問がいるから強い、では本当のちからではない。
  後輩を指導して受け継いでいけないと名門ではない」と
 いつも言っていた。
 引率くらいしかできない私としては、
 心苦しいばかりだったが、
 部員たちは、そういう時間の流れもすっと受け止めて
 今年の作品を作った。

 Nコンでは、決勝に残る上位3作品の発表が、
 NHKホールの大スクリーンで映し出される。
 その感激と言ったら、言葉に出来ないと
 去年K先生から聞いていた。
 そして今年、沖縄、そしてうちの高校の名前が
 再びスクリーンに映し出された。
 確かに、あの時の高揚感は、筆舌に尽くし難い。
 私は二階席で、一年生3人とともに、喜びを噛み締めた。
 番組部門の最後に、決勝に残った作品3本が映し出された。
 NHKホールのプロジェクターは、思いのほか暗く、
 ホームビデオで撮影したうちの作品は少し見劣りしてしまった。

 それでも、講評では、いちばんに名前を呼ばれ
 素晴らしい発想、シナリオだと賞賛された。
 自然、胸が高鳴る。
 そして、結果発表。
 与えられたのは、準優勝。
 NHK杯の四分の一くらいの大きさのカップだった。
 満足だとはもちろん言えない。
 だけど、スポーツとは違い、映像作品なんていうものは
 審査員の好みに左右されるところがどうしても大きくなる。
 準決勝に残った時点で、実力は認められたということで、
 決勝に残るのも、優勝するのも、
 半分は運のようなものだという。
 それでも、やっぱり、上があれば悔しいのが現実。
 監督をした子は、優勝作品を絶賛しながらも
 「うちのほうが好きと言ってくれた人もたくさんいたし
  脚本を褒められたし、いいんです」といいつつも
 やっぱり満面の笑顔とは言えなかった。

 それでも、 
 「ひとつ上は、1年生に残したんだよね」と
 私が言うと、にっこり笑って
 「もちろんです」と言ってくれた。
 今年、研究発表で参加していた1年生は
 「来年の作品は監督やりたいです!」と言っていた。

 今回一緒に参加した大先輩が
 「顧問は転勤1年目が勝負」だとおっしゃっていた。
 K先生、お疲れ様でした。
 素晴らしい部に育ってますよ。
 

 
 

 
 
 
 

April 24, 2010

教師の権力性

 Twitterで話題になったのだけど
 長くなっちゃうのでブログの方で。

 人を評価する立場にある教師は
 もちろん大きな権力を握っている。
 しかし、概してそのことに無自覚だ。
 教師というのは、理想に向かって
 生徒を指導しているという意識が強いので
 そのステロタイプの理想に近づけるのには
 指導を越えた「強化」に当たるようなことも
 必要だと本気で信じている人が多い。
 
 決して悪気はないのだろうが
 それだけに始末に負えないことも多い。

 例えば入試の面接で生徒指導部から
 「校則が守れるかどうかを質問に加えて欲しい」と
 いう要望が出る。
 私は「校則を全て提示するのか?」と質問した。
 どういうものがあるのかわからない校則を
 守るの守らないのというのはおかしいからだ。
 指導部の答えは、
 「大体どのようなことがあるかを口頭で説明する」
 というものだった。
 高校では、消費者教育の一環として
 何かを契約するときは、きちんとその文言を確認するように
 指導しなければならないのに、それに反する行為を
 自分たちがするのは、平気なのである。
 なぜなら、「私たちは生徒をだますようなことはしない」という
 正義感(?)に満ちあふれているからだ。
 学校で本当に教えなければならないことを
 机上の学問にしてしまう行為を、
 学校でだけしか通用しない理屈を平気で繰り広げる。
 
 それ以上に問題なのは、
 入試の合否を決定する教師という
 明らかに大きな権力を握った立場で
 受験生に対して、脅迫とも取れる質問をしようとする
 感覚である。
 その質問に対し、例えば
 「どんなものがあるか分からない校則を
  守れるかどうかは答えられません」という
 至極まっとうな答えをしたとしても、
 「反抗的だ」と思われてしまうのではないかという
 不安はぬぐえないだろうし、
 実際こんな提案をする教師はそう思うであろう。
 (私ならAつけるけど)

 何ともアンフェアな話である。 

 実際は面接で合否が揺らぐことはまずないが、
 受験生にとってはプレッシャーになることは間違いない。
 実際に「今後の指導のために言質を取りたい」などという
 発言を平気でする人権意識の全くない同僚もいた。 

 評価者である以上権力を持っているのは当然だ。
 権力を持っていることが問題なのではない。
 権力をどのように行使するかが問題なのだ。
 それは教師のポジショナリティの問題と関わってくる。
 現在発売中の『高校生活指導2010春号』に
 関連記事がありますので、そちらもよろしければお読みください。
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April 17, 2010

仕事のかたち

 沖生研の学習会@名護ということで
 久々に名護まで行ってきた。
 
 天気が良くて、名護の海も美しかったのだけど
 それをゆっくり見る間もなく会場のお宅へ。
 沖生研の間、沖生研テラスという名前が付けられた
 部屋まである会長宅。
 いつ行っても、綺麗。
 奥様、偉いわぁ・・・・

 今回の目玉は、
 3月まで派遣教員として南米に行っていた
 今年から行政に入った小学校の先生の話。
 前任者がデング熱になって
 治療費が百万単位でかかってしまったため
 赴任前に「蚊に刺されないこと。犬に噛まれないこと」と
 県から注意されたことや(出来るわけ無いじゃんね)
 カラッカラに晴れてるのに起こる南米の大洪水の話や
 向こうの教師の地位の低さの話など
 想像だにしない話をyたくさん聞いてとても面白かった。

 実は、私は初対面だったのだが
 その語り口の楽しさに、この先生の授業を受けてみたいなぁと
 つくづく思った。
 行政に行っちゃったなんて何でだろう、と
 少し思っていたのだが、
 どうも、ここ10年、クラスを持たせてもらえなかったというのが
 一番の理由らしい。

 小学校でも大きな学校で教務主任などをすると
 クラス担任を外れざるを得ない。
 理科専科の授業を何時間か持つだけで
 あとは事務処理に追われるというのが教務主任。
 高校では、担任と校務分掌を基本2~3年サイクルで
 まわるのだけど、主任級を担う人は確かに
 クラス担任があまり回ってこないということもある。
 
 そうやって、校務分掌の主任を担うというのは
 確かに大変だし、誰かがやらなければならないのだけど
 生活指導をやりたいと思っていたら、しんどい話である。
 自分の仕事が砂を噛むように感じられることだろう。
 しかも、10年も不本意に、と言うことであれば
 本当にやってられない、と言う思いであろう。
 南米に行ったのは、そう言う理由もあったと話してくれた。

 管理者や人事は、一教員のことをコマとしか
 考えてないことがある。
 そういう機械的な考え方をやめれば、
 学校はもっと良くなるのにね。

 

March 22, 2010

アメラジアンスクール

 沖縄高生研の実践分析会も、
 公式行事になってはや一年。
 本日は参加者11人の大盛況で、
 ちょっと変則的に
 私のHR実践(二学期始め~途中まで)と
 アメラジアンスクールでの実践の
 二本立てで行われた。

 私のはともかくとして、
 アメラジアンスクールの実践は
 とても参考になった。
 
 日本語を母語にしない生徒の数は
 確実に増えているのだが
 日本の学校のそう言う生徒への
 配慮はほぼ無いと言っていい。

 私自身も、前任校で
 日本語が自由に使えない生徒を受け持ったが
 特別なシステムの下ではなく
 ここの教員の善意によるフォローで
 卒業させたというのが実情であった。

 しかし、それでは運・不運の域を超えない。
 たまたまいい先生に巡り会えたから、
 たまたまいい友だちがフォローしてくれたから
 高校生活を全うできるのではなく
 システムをきちんと整えて、
 全ての生徒の学習を保障できるように
 するべきであろう。

 アメラジアンスクールは月3万円、
 アメリカンスクールは月6万円ほどだそうだ。
 アメラジアンスクールは
 義務教育相当のフリースクールであり、
 アメリカンスクールも高校授業料無償化の
 対象になるとは考えにくい。
 せめて分かりやすい
 この辺りの経済的補助から始めてはどうかと
 思うんですけどね・・・   

March 20, 2010

15の春

 教え子の結婚式があって、髪をセットしなければということで
 美容院に行ってきた。
 現在かかってる美容師さんとは、もう十年来の付き合いで
 互いの家族のこともよく知っているので
 友人と呼んでいい域の間柄である。
 今年は彼女の長男が高校受験で、
 毎月髪を切る度に進路相談にのってきた。

 彼は、私も勤めたことのある高校で
 バスケットをすることを希望していて
 県下でも屈指の競争率の中、果敢に受験した。
 が、結果は不合格。
 模擬試験ではボーダーラインだったようだが
 今年は、最初の科目の国語が
 傾向が大幅に変わってかなり難化していたことで
 緊張感が募り、実力が出せなかったのだそうだ。
 初日は、お母さんがリラックスさせようと
 弟や妹のお弁当に使うグッズを満載して作った弁当も
 開けられないほどだったそうだ。
 二日目の面接では自分の良さを十分アピールできて
 気持ちよく帰ってきたらしいが、
 目標よりも総合点は50点近く低く
 本人は、合格は難しいだろうと腹をくくっていたらしい。
 そのせいか、発表の時も気丈で、
 合格した友人が「一緒に高校に行きたかったのに」と
 泣いているのを、逆に「お前は合格したんだろ!
 泣くこと無いだろう!」と励ましていたのだという。

 なんとも切なくなる話である。
 
 こんな風に15の春に辛い思いをしている中学生が
 単純計算で沖縄県内に2000人いる。
 そして、その大きな原因は、
 校区の拡大である。
 校区拡大が行われてから、
 それぞれの高校は受験生確保のために
 競争して学校改革を始め、
 それぞれが魅力的な学校になっているかと言えば
 実際はほとんどそんなことはなく、
 地理的条件といった努力しようもないことで
 人気が分かれている感がある。
 もちろん学校改革についても
 話題にはなるが、(要因は色々あるが)
 どんな学校でも「進路実績を上げる」
 「部活動を活性化する」といった似たり寄ったりの
 目標となってしまうので
 ほとんど行われていないに等しい。

 競争を激化させれば、
 切磋琢磨されるというのは実に単純な思考で
 もう少し全県的な状況を視野に入れた
 高校改革を打ち出せばいいのになぁ、と思う。
 例えば、北西余市のような
 中退者のケアを手厚くするような学校や
 インターナショナルスクール、
 (本当の意味での)中高一貫学校などを
 計画的に考える人はいないんだろうか・・・

 とにもかくにも、15の春に理不尽に踏みにじられる
 子どもたちが減って欲しいなぁと切に願う。
 私の友人の長男も二次募集でちゃんと
 合格してくれますように・・・
 (二次募集も、各学校で行うのではなく
  データを中央管理にして、
  第三志望まで書かせて振り分けるシステムに
  すればいいとずっと思っている。
  各校受験成績をデジタルデータ化してるんだから
  簡単なはずなのに。
  受ける生徒の身になったシステムが出来てないと
  つくづく思う。)

 

March 14, 2010

高校生活指導184号


 紫と緑というなかなか斬新な表紙の
 「高校生活指導184号」が手元に届いた。
 
 何度か執筆はしてきたのだが
 今回は編集に少しだけ関わって
 編集後記も書いたし、
 座談会の末席に名を連ねたので
 表紙に名前も出ている。
 もし興味のある方は是非、
 お手にとって頂きたい。
 Amazonではまだ最新号が出てないようなので
 全国高校生活指導研究協議会のPAGEに
 リンクしておこう。

 さて、内容はと言うと
 第一特集が「他者に応答するシティズンシップ教育」
 そうそう、このわからなさが良くも悪くも高生研。
 なんのことなの?と聴かれても私もよく説明できないので
 読んでください(笑)

 第2特集は「高校生が自分のこととしたテーマ」
 これは、私が「社会のいろんな問題に、高校生が
 当事者性をもって臨むために必要なことを
 教えて欲しい」と言ったことから生まれた特集です。
 自分のこととして考えるためにふさわしいテーマって
 なんだろうという問題意識の下の特集です。
 
 私の担当は「春、つながる、つながりなおす」という
 センセ-のワザ。
 あと、改めて書き連ねるとなんとも非道な
 観劇観ライヴ日記が載ってます(爆)

 よかったら感想などもくださいませ。
 よろしくです。
 

February 21, 2010

実践分析会


 今月の実践分析会は、小さな高校の就職係としての奮闘記。
 11月まで、一人も内定が出ていない!と
 嘆いていたのを聞いていたので
 現在の、11/15という数字に感動。
 この数ヶ月、ホントに奮闘したんだなぁ。
 もちろん数字だけではなく、
 就職希望者15人、それぞれに寄り添った指導と支援が
 実を結んでいるのだと、つくづく感じる実践だった。

 就職指導といえども、
 切り取って考えることは出来ず、
 生徒の生育歴や、パーソナリティーや
 自己認識が深く関係していて、
 付け焼き刃の指導ではどうにもならないのだ。
 さまざまな困難を抱える僻地の小さな学校で
 繰り広げられる物語の数々は
 掛け値無しに爽やかな感動が感じられた。

 いつもは結構ダメ出しをする役なのだけど
 今日は、素直に「すごいなぁ」としか言えなかった(笑)

 いつも学習会の後は飲み会なのだけど
 今日は3月いっぱいで沖縄を去ってしまう
 琉大の院に通っている高生研仲間が
 自宅で手料理を振る舞ってくれた。
 美味しいご飯と美味しいお酒で
 最後には三線などもつま弾きつつ
 楽しい夜を過ごした。
 琉大の4回生も参加してくれて
 フレッシュな意見も聞けたので
 とても有意義な会だった。

 ・・・と酔っぱらいなので
 表現が月並みですな(笑) 

February 20, 2010

国語指導法研究会


 友人の同僚が頑張っているので
 国語指導法研究会なるものに参加していて
 今日はその研究大会。
 何故だか発表することになって
 昨年度やった『こころ』の授業について話した。

 ひとりで講義をする自信がなかったので
 生徒に発表させて班討論で進める形をとった話。
 もう大分前のことなので、
 資料を改めて見直したのだけど
 なかなか頑張ってたんだなぁ
 (生徒も私も)と感心。
 最近まともに授業していないので
 ちょっと忘れていた感覚が戻った感じだった。

 自己確認できて良かった面も大きいのだけど
 こういう研究会でいつも思うのは
 嘘くさい、というか
 褒められるだけ、というのが
 あんまり学びにならない気がする。
 やっぱりその点、高生研はすごい。
 怖いけどね。

 今年はとうとう全国大会でレポーターすることになりそうです。
 8/6~8、北海道です。
 興味と時間がある方は、是非。

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雅俗共賞〜最近観た映画〜

  • 真珠の耳飾りの少女
    :
    光の変化を感じ取るものと、そうでないもの。それを人々は「芸術を解するか否か」と表現するのだけど要は感性の問題。美とか快とかいうものの一致こそが人を理解する根本を成すのだと思った。映像がもの凄くきれい。 (★★★)

音吐朗朗〜最近聴く音楽〜

  • 雪月花
    YUMING: WINGS OF WINTER,SHADES OF SUMMER 
     時に、出会いは偶然。4年も前に発売されたこのアルバムを、今日、このタイミングで初めて聴いたのも、偶然。十代の頃から、ユーミンの曲の「やさしさに包まれ」て、歌詞の鋭さに突かれて、何度も窮地を切り抜けてきた。今回も、きっと背中を押してくれるね。どんな状態になっても、私らしく、凛といること。そうきっと「悲しみにも時は流れ 海へと注いでいく」のだから。 (★★★★★)
  • 『愛と欲望の日々』&『Lonely Woman』
    サザンオールスターズ:
    『大奥』のようなドラマを軽やかにするのはサザンしかいないのかも。女の情念なんてハレルヤ!ってなもんかな。きらびやかなジャパネスク調のサザン(世は万葉あたりね)、実はかなり好き(^-^)『Lonely Woman』は秋冬のサザン。実はサザンは全天候型なのよ(笑)(桑田さんは雨男だけど) (★★★★)
  • 乙女ノックアウトナイト
    比屋定 篤子: ひやじょう
    久々発売の4thアルバムのお気に入りの曲。もう大分前からライヴでは歌われていたけど、毎回このテンポにくらくらでした(^-^)レコード会社の人からこの題名は・・・と言われたらしいけど、この題名あってこそ、だと思う。オザケンの『東京恋愛専科・または恋は言ってみりゃボディーブロー』を思わせますです。 (★★★★)
  • ミモザ
    ゴスペラーズ:
    最近、どれを聴いても同じに聴こえる(爆)新しい刺激が欲しいよぉ。でも、サビの黒ポンの声は良いね。あとCMの唐沢くんもね。 (★★)

錦心繍口〜最近読んだ本〜

  • J・K・ローリング: ハリーポッターと秘密の部屋
    ハリーポッターシリーズは、話題になってすぐに1作目を読んだのだけど、正直、あまり興味が持てず、そのままにしておいた。が、最近、生徒と面接の練習をしている時に「教育学部に行きたいと思ったのは、ハリーポッターシリーズのダンブルドア校長先生の影響があります」というのを聞いて、改めて読んでみようと思った。この巻でも、自分がスリザリンと関係深いのではないかと悩むハリーに、「大切なのは、どう生まれたではなく、何を選ぶかだ」と助言するところがいちばん心に染みた。なるほど、教育指南書として読むハリーポッターもありだな、とシリーズ読破を試みている。それにしてもロックハートは、ひどすぎる教師だ(笑)
  • 竹田 青嗣: 「自分」を生きるための思想入門
    思想とは、社会的には人間に「正しいこと」を教えるものではなく、社会の中で絶えず「より合理的な関係」を作り出していくための“技術”であり、実存的には、個々の人間が、自分の生全体から「より大きいエロス(生きる喜び)」を引き出すための有効な“技術”であるという主張には、目から鱗が落ちた。自分が目指す生き方のために、様々な思想家の思想をどう理解し、どう選び取るか。哲学とはかくも実用的なのかと感動した。さて、私は、何をえらべばいいのか。それこそ、自分でしか決められない実存的問題なのである。 (★★★★)
  • 鈴木 真砂女 ・黛 まどか : 恋がすべて
    新旧女流俳人対談集。鈴木 真砂女という名前は知っていたが、こんなにも壮絶な恋をした人だったとは・・・その激しさと、強さと、美しさに号泣。魂が惹かれあうというのは、きっとこういうことを言うのだろうな。そんな巡り会いがひとつあれば、人はしあわせなのだと思う。黛さんも、そういう恋が出来るといいですね(笑) (★★★★)
  • 小谷野 敦: モテない男
    ものすごく面白くて、旅行中に二日で読み終えて、友人に押し付けてきた(笑)「恨み言」的な体裁を取りながら、しっかり分析されているところが流石。「恋愛はしなくても生きていける」と提唱したいけど出来ないジレンマが面白かった。(なんて言ったら怒られるかも)私はやっぱり本居宣長派の恋愛至上主義です(^^; (★★★★)
  • 養老 孟司: バカの壁
    今更ですが(笑)これって、ベストセラーなんだよね?一昨年、日本でいちばん読まれた作品なんだよね?こういう「もっともなこと」の溢れた本がそんなに売れてるのに、こんなにどうしようもない社会なのは何故なんだろう?(^^;「個性」についての考え方など、とてもわかりやすくて的確だと思いました。 (★★★★)
  • 瀬尾 まいこ: 図書館の神様
    文学音痴のでもしか国語教師が主人公。結構いるんだよね、実は(爆)私、もの凄く苦手なんだけど(爆)でも、まぁ、現代的には響きやすい話なのかもしれない。これをきっかけに漱石や周五郎を読む人が出れば、それはそれで良いのでしょう(^^; (★★★)
  • 小谷野 敦: 性と愛の日本語講座
    近現代文学における性愛に関係する言葉を、まじめに調べた一冊。下世話に思える言葉であろうと、いくつもの出典に当たって読み解いて行く作業はまさに国文学。大学でやってたことを思い出して楽しかった(^-^) (★★★★)

気韻生動〜最近観た舞台〜

  • Dr.TV
    福澤一座:
    福澤一座の第二回公演。言葉とテレビにこだわったこの作品群は、これからも小さなエピソードを繋いでいく形なのかな?正直言って、去年の方が面白かったなぁ(^-^;)しかし、森圭介アナはやっぱり好み(^^;一瞬「畑中くん?」と思う部分があって、やっぱり好きなタイプが似ていることが判明。結局ショタコンか(爆) (★★★)
  • SHIROH
    劇団☆新感線:
    歌うような台詞、とよく言うが、歌がきちんと台詞になっていることに感動。上川さんはとても歌が上手いと言う訳ではないのだが、すごくまっすぐに体に染みてくるのだ。『マイ・フェア・レディ』の レックス・ハリスンみたい。もう一人のシロウ、中川くんはもの凄く歌がうまかった。そして、ロック。それから迫力の群舞。すごい。少しは見習え<『クラ○ディア』(爆) (★★★★)
  • 『スキップ』
    演劇集団キャラメルボックス: タイムトラベルシアターVol.1
    都合三回鑑賞。一度目は現在の自分に重ね合わせて観てしまって号泣。二度目は少し冷静になり、自分が頭の中でだいぶ補って見ていること気付く。それでも、告白されると泣いてしまう(;_;)3度目の千秋楽は、坂口さんの熱演にまた引き込まれ、クライマックスでやっぱり涙を禁じ得ない。とにかくさわやかに泣けた。演劇としての構成の問題などはあるのだろうけど、小説も含めて十二分に『スキップ』の世界を堪能できたことに感謝。 (★★★★)
  • 沖縄ラーメンズライヴ
    ラーメンズ:
    『沖縄ラーメンズライヴ  サーターアンダギーは見かけのシンプルさの割に名前が長過ぎ  A&Wは貴方と私の略。  ラーメンズにとって沖縄が楽園になるかどうかは客次第』 やっぱり頭の良い人の考えることは面白い。 (★★★★)
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