セカチュー
テストが終わって全くやる気のない生徒たちを
3月まで引っ張って授業しなければならない。
まさしくこの時期は地獄の苦しみだ(^^;
で、とりあえず、
なんとか気を引けそうなプリントを作る。
最近は出版社もさるもので
彼らの実情を良くふまえた問題集が多い。
今日はとある会社の『世界の中心で愛を叫ぶ』を
題材に取った問題を使用。
うちの学校でも読んだことがある生徒が多いし
映画だのドラマだのでとりあえず知っているので
食いつきがよく、なんとか1時間もった。
しかし、改めて問題を解くための読みをすると
「これが売れちゃうわけねぇ・・・」と思ってしまう。
仲間内では「ずるゆる系」と呼んでいるのだが
これとか、『今、逢いに行きます』とかってのは
人が死ぬと言うような当たり前に悲しいことを
題材にするずるさ、と
プロットのゆるゆるさ加減を、どうも評価したくない(笑)
なんでこんな昔の大映ドラマみたいなのが
受けちゃうんだろう?
やっぱり受け手側の質の低下を感じちゃうなぁ。
90年代に『ノルウェーの森』が売れた時に
なんかいろいろ言われたけど、村上春樹が売れたって言うのは
凄いことだったと今では思う。
この十数年での読む側の退化は凄まじい。
しかも、これとか綿矢りさちゃんの本などは
厚さの割にさっと読めてしまったので、なんでだ?と思ったら
使ってる紙が厚いんだそうで。
「私ったらこんな厚い本読み終えちゃった〜」という
達成感を抱けるように工夫されているらしい。
少しでも多くの情報を詰め込めるように
薄い紙を使った時代は、もう過去のことなのだ。
なんだかなぁ・・・・
こういうので活字離れの救世主とか言われても
どうよ?って思ってしまう頭の固い国語教師であった(笑)
(でも、『インストール』は面白かった。まぁまぁ。
『蹴りたい背中』は未読)
ちなみに、「セカチュー」ではなく「セチュラブ」と略すのが
オシャレらしい。(BSブックレビュー情報)

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