トイ・ストーリー3〜ネタバレバリバリ〜
妹&甥(5歳)&姪(2歳)とトイ・ストーリー3を見てきた。
もちろん3Dである。
でも、3Dって、何度か見るうちに、
見始めはやっぱりすごいんだけど
そのうち思いっきり慣れちゃうなと思ってきた。
2Dでも実はあんまり変わらないかも…
まぁ、そんなことはともかく、『トイ・ストーリー3』。
面白くないワケがない。
1は家でビデオで観たのだが、
クライマックスでは思わず立ち上がってしまい
一緒に見ていた妹の失笑を買った(笑)
後にも先にも、あれほど興奮した映画はなかったりする(^^;;;
正義感あふれ、何よりも
持ち主のアンディとなかまを大切にするウッディ。
冷静で渋い大人のバズ・ライトイヤー。
そんな二人を中心に集うアンディのおもちゃ箱の住人たち。
しかし、アンディはもう17歳。
大学に行くにあたり、おもちゃたちを整理するように言われる。
大学に持っていくのか、屋根裏にしまうのか、
はたまた手放してしまうのか。
いつもの手違いから(笑)
おもちゃたちは、スペクタルな旅に出る。
今回の彼らの敵は、
保育園のイモムシ組の子供たち。
おもちゃの使い方もわからない
お子ちゃまの相手をしていたら
一週間と体が持たない。
なんとかチョウチョ組に行きたいのだが、
そこには、仕組まれた陰謀が…
ピクサーの映画の凄さは、
ジョブズのこだわり故なのだろうけど、
本当に細部まで気が配られていること。
たかがアニメ、とは絶対に言えない
綿密なキャラクター構成と関係性が、
実にリアルだ。
ロッツォ・ハグベアの心の痛みは
「必要とされない」ものの受けた深い傷を
抉り取るように描いている。
自分だけではとても受け止められない
悲しみと切なさのために、友人たちを道連れにしてしまう、
そして、助けてくれた人を再び裏切ってしまう
その深い心の闇は、単に責められるものではなく
私たちの普段の生活を問われているように感じた。
使えなくなった、飽きた、なくしてしまった、
新しいのを買えばいい。
そんなことを、実際始終している。
モノを大切に、なんて言葉にしてしまうと陳腐なのだけど
モノに心があると考えるだけで
こんなにも胸がキュンキュンするのだと
身を持って感じさせてしまう凄さがトイ・ストーリーにはある。
観終わったあとに甥っ子が「めい(甥の名前)のおもちゃも
夜に、お話してるかもね」と言っていたのだけど、
本当にそんな気に(大人も)させられてしまう。
ほんとに、切なくて切なくて仕方ないのだ。
後半、アンディが家を出てからは涙が出て仕方がなかった。
かなり長い間、アンディが、ボニーと一緒に
ウッディたちを使って遊んでいる間もずっと
涙が止まらない。
おもちゃたちと遊ぶことがつまらなくなったわけでは
決して無いのだ。
ただ、ただ、遊んでいる時間がないだけなのである。
アンディの頭の中には、まだ、ウッディたちと繰り広げた
壮大な物語が溢れている。
だけど、別れねばならない。
それは本当に切なくて悲しくてたまらなく胸が締め付けられるが、
誰もが通らねばならない分岐点なのだ。
妹も隣の席で泣いていた。
でも、イモムシ組に近い姪のなおは
飴ちゃんを食べるのに夢中だったし
めいも別に悲しくなかったと言っていた。
そう、あれはその道を通ってきた人間だけが感じる
どうしようもない切なさ。
きっと十数年後には、めいも同じ気持であの場面を見ることだろう。
エンディングで、イモムシ組の子たちの相手を
交代で務めるおもちゃたちの様子が描かれていた。
心が暖かくなる。
大変な仕事を、誰かに押し付けて、
それで潰れてしまうものが出てきたってかまやしない、
そうしなくては自分たちの生活を守ることなど出来ないのだから、
というような生き方をしていたチョウチョ組にいたおもちゃたちも
しんどい仕事をちゃんと少しずつ引き受けている。
そうやって共同してつながって生きていくこと、
きちんと、そんな解決策を提示してエンディングを迎える
この映画が、本当にたまらなく愛しい。
早くDVDにならないかなぁ…
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Comments
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今日観てきました。3D字幕版で。
どの世代が観ても胸を打たれる素晴らしい作品だと思うけど、
やはりこれは“遊ぶ時間を失ってしまった”おとなが観るべき
1本でしょうね。
ちなみに私はものがまったく捨てられないので、うちには
人形もオモチャも、子どもの頃のコレクションも全部残って
いて、おかげでまるっきり片付かないんだけど(笑)
実を言えば、私がこの作品を観に行った最大の理由は音楽。
最愛の音楽家であるRandy Newmanが、今回も素晴らしい
仕事をしてくれていて泣きました。
(だから頑なに字幕版なのです。歌を吹き替えられると
ぶち壊しなのでね)
元来、シンガー・ソングライターとしての彼が大好きで、
それでなくても寡作なのに映画音楽なんか書いてる場合か!
と言いたくなってしまうのだけれど、こういう仕事をされて
しまうと黙るしかないなぁ。うーん(笑)
Posted by: 馨 | July 24, 2010 10:13 PM
馨ちゃん、お久しぶりです〜
今日、Nコンから戻りました。
暑かったヨォ…東京。
本当に、なんとも愛すべき作品です。
エンドロールでRandy Newmanの名前を観たときに
「そうだ!このシリーズはRandy Newmanだった!」と
思い出し、音楽が素晴らしい理由になっとく。
残念ながら、甥姪と一緒だったので
吹き替え版でしたが、もう一度字幕で見に行こうかな♪
もう2Dでいいんだけどなぁ…(こっちではやってません)
Posted by: みひろ | July 25, 2010 11:21 PM