渓嵐国泰山海紘宮

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July 25, 2010

NHK杯高校放送コンテスト全国大会〜結果報告〜

 
 7月22日〜24日に行われた
 NHK杯高校放送コンテスト全国大会に
 生徒6人を引率して行ってきた。

 映画研究部副顧問歴3年目になった今年、
 正顧問が変わった。
 映研を立ち上げた生物の先生が転勤してしまったのだ。
 彼とは校務でも学年主任と担任という立場で
 二年間組んで仕事をしたが、
 生徒は自由闊達に、自主的に行動できるように育てたい
 という意識が似ていたので、
 とても良い学年集団ができた。
 本人もすごく自由で、高校教員には珍しいタイプだったが
 映画、映像が好きで、
 どうせやるなら好きなことを、ということで映研を
 立ち上げたくらいなので
 指導力もピカイチで、数々の華々しい実績を残していた。
 彼が指導していた8年間のうち、
 NHK杯高校放送コンテスト全国大会
 創作テレビドラマ部門にて
 3回準決勝進出。(全国20位以内)
 私が副顧問になってからは、初年度が5位入賞、
 去年が3位入賞と徐々に順位を上げてきた。
 
 しかし、今年は彼がいない。
 巷の運動部を見れば、一目瞭然、
 指導者を欠くと部活は途端に弱くなってしまうことが多い。
 私は、映画だの芝居だのを数だけは見ているが
 技術的なことはさっぱりわからないし、
 新しく顧問になった先生も、転勤したK先生ほどは
 詳しいわけではない。
 当然、部員たちにも不安はあったことであろう。

 しかし、指導は教員でなくてもできるはずである。
 本来ならば、先輩が後輩に技術を伝えていくのが
 部活動の目的の一つであろう。
 転勤前にK先生は
 「顧問がいるから強い、では本当のちからではない。
  後輩を指導して受け継いでいけないと名門ではない」と
 いつも言っていた。
 引率くらいしかできない私としては、
 心苦しいばかりだったが、
 部員たちは、そういう時間の流れもすっと受け止めて
 今年の作品を作った。

 Nコンでは、決勝に残る上位3作品の発表が、
 NHKホールの大スクリーンで映し出される。
 その感激と言ったら、言葉に出来ないと
 去年K先生から聞いていた。
 そして今年、沖縄、そしてうちの高校の名前が
 再びスクリーンに映し出された。
 確かに、あの時の高揚感は、筆舌に尽くし難い。
 私は二階席で、一年生3人とともに、喜びを噛み締めた。
 番組部門の最後に、決勝に残った作品3本が映し出された。
 NHKホールのプロジェクターは、思いのほか暗く、
 ホームビデオで撮影したうちの作品は少し見劣りしてしまった。

 それでも、講評では、いちばんに名前を呼ばれ
 素晴らしい発想、シナリオだと賞賛された。
 自然、胸が高鳴る。
 そして、結果発表。
 与えられたのは、準優勝。
 NHK杯の四分の一くらいの大きさのカップだった。
 満足だとはもちろん言えない。
 だけど、スポーツとは違い、映像作品なんていうものは
 審査員の好みに左右されるところがどうしても大きくなる。
 準決勝に残った時点で、実力は認められたということで、
 決勝に残るのも、優勝するのも、
 半分は運のようなものだという。
 それでも、やっぱり、上があれば悔しいのが現実。
 監督をした子は、優勝作品を絶賛しながらも
 「うちのほうが好きと言ってくれた人もたくさんいたし
  脚本を褒められたし、いいんです」といいつつも
 やっぱり満面の笑顔とは言えなかった。

 それでも、 
 「ひとつ上は、1年生に残したんだよね」と
 私が言うと、にっこり笑って
 「もちろんです」と言ってくれた。
 今年、研究発表で参加していた1年生は
 「来年の作品は監督やりたいです!」と言っていた。

 今回一緒に参加した大先輩が
 「顧問は転勤1年目が勝負」だとおっしゃっていた。
 K先生、お疲れ様でした。
 素晴らしい部に育ってますよ。
 

 
 

 
 
 
 

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Comments

青春ですね~(≧∇≦)
高校の部活思い出します!!!

僕は残念ながら結果出せませんでしたが、
確実に今の自分があるのは部活のおかげですね( ̄∀ ̄)


先生には色々聞きたいことが山積みですsmile
夏休みは結局帰れないので冬かもしくは先生が静岡に来たときに(^_^;)笑


 久しぶり〜
 静岡も暑い?
 沖縄では美ら島総体始まってから
 ずっと雨で涼しいよ(笑)

 そうだねぇ、文科系も青春です。
 高総文祭、結構面白いよ。
 今年は宮崎です。

 夏は帰らないのかぁ。
 じゃあ、正月かな。
 今年は静岡行く予定がありません(笑)
 おでんを食べたくなったら、
 無理やり作るかな(笑)

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雅俗共賞〜最近観た映画〜

  • 真珠の耳飾りの少女
    :
    光の変化を感じ取るものと、そうでないもの。それを人々は「芸術を解するか否か」と表現するのだけど要は感性の問題。美とか快とかいうものの一致こそが人を理解する根本を成すのだと思った。映像がもの凄くきれい。 (★★★)

音吐朗朗〜最近聴く音楽〜

  • 雪月花
    YUMING: WINGS OF WINTER,SHADES OF SUMMER 
     時に、出会いは偶然。4年も前に発売されたこのアルバムを、今日、このタイミングで初めて聴いたのも、偶然。十代の頃から、ユーミンの曲の「やさしさに包まれ」て、歌詞の鋭さに突かれて、何度も窮地を切り抜けてきた。今回も、きっと背中を押してくれるね。どんな状態になっても、私らしく、凛といること。そうきっと「悲しみにも時は流れ 海へと注いでいく」のだから。 (★★★★★)
  • 『愛と欲望の日々』&『Lonely Woman』
    サザンオールスターズ:
    『大奥』のようなドラマを軽やかにするのはサザンしかいないのかも。女の情念なんてハレルヤ!ってなもんかな。きらびやかなジャパネスク調のサザン(世は万葉あたりね)、実はかなり好き(^-^)『Lonely Woman』は秋冬のサザン。実はサザンは全天候型なのよ(笑)(桑田さんは雨男だけど) (★★★★)
  • 乙女ノックアウトナイト
    比屋定 篤子: ひやじょう
    久々発売の4thアルバムのお気に入りの曲。もう大分前からライヴでは歌われていたけど、毎回このテンポにくらくらでした(^-^)レコード会社の人からこの題名は・・・と言われたらしいけど、この題名あってこそ、だと思う。オザケンの『東京恋愛専科・または恋は言ってみりゃボディーブロー』を思わせますです。 (★★★★)
  • ミモザ
    ゴスペラーズ:
    最近、どれを聴いても同じに聴こえる(爆)新しい刺激が欲しいよぉ。でも、サビの黒ポンの声は良いね。あとCMの唐沢くんもね。 (★★)

錦心繍口〜最近読んだ本〜

  • J・K・ローリング: ハリーポッターと秘密の部屋
    ハリーポッターシリーズは、話題になってすぐに1作目を読んだのだけど、正直、あまり興味が持てず、そのままにしておいた。が、最近、生徒と面接の練習をしている時に「教育学部に行きたいと思ったのは、ハリーポッターシリーズのダンブルドア校長先生の影響があります」というのを聞いて、改めて読んでみようと思った。この巻でも、自分がスリザリンと関係深いのではないかと悩むハリーに、「大切なのは、どう生まれたではなく、何を選ぶかだ」と助言するところがいちばん心に染みた。なるほど、教育指南書として読むハリーポッターもありだな、とシリーズ読破を試みている。それにしてもロックハートは、ひどすぎる教師だ(笑)
  • 竹田 青嗣: 「自分」を生きるための思想入門
    思想とは、社会的には人間に「正しいこと」を教えるものではなく、社会の中で絶えず「より合理的な関係」を作り出していくための“技術”であり、実存的には、個々の人間が、自分の生全体から「より大きいエロス(生きる喜び)」を引き出すための有効な“技術”であるという主張には、目から鱗が落ちた。自分が目指す生き方のために、様々な思想家の思想をどう理解し、どう選び取るか。哲学とはかくも実用的なのかと感動した。さて、私は、何をえらべばいいのか。それこそ、自分でしか決められない実存的問題なのである。 (★★★★)
  • 鈴木 真砂女 ・黛 まどか : 恋がすべて
    新旧女流俳人対談集。鈴木 真砂女という名前は知っていたが、こんなにも壮絶な恋をした人だったとは・・・その激しさと、強さと、美しさに号泣。魂が惹かれあうというのは、きっとこういうことを言うのだろうな。そんな巡り会いがひとつあれば、人はしあわせなのだと思う。黛さんも、そういう恋が出来るといいですね(笑) (★★★★)
  • 小谷野 敦: モテない男
    ものすごく面白くて、旅行中に二日で読み終えて、友人に押し付けてきた(笑)「恨み言」的な体裁を取りながら、しっかり分析されているところが流石。「恋愛はしなくても生きていける」と提唱したいけど出来ないジレンマが面白かった。(なんて言ったら怒られるかも)私はやっぱり本居宣長派の恋愛至上主義です(^^; (★★★★)
  • 養老 孟司: バカの壁
    今更ですが(笑)これって、ベストセラーなんだよね?一昨年、日本でいちばん読まれた作品なんだよね?こういう「もっともなこと」の溢れた本がそんなに売れてるのに、こんなにどうしようもない社会なのは何故なんだろう?(^^;「個性」についての考え方など、とてもわかりやすくて的確だと思いました。 (★★★★)
  • 瀬尾 まいこ: 図書館の神様
    文学音痴のでもしか国語教師が主人公。結構いるんだよね、実は(爆)私、もの凄く苦手なんだけど(爆)でも、まぁ、現代的には響きやすい話なのかもしれない。これをきっかけに漱石や周五郎を読む人が出れば、それはそれで良いのでしょう(^^; (★★★)
  • 小谷野 敦: 性と愛の日本語講座
    近現代文学における性愛に関係する言葉を、まじめに調べた一冊。下世話に思える言葉であろうと、いくつもの出典に当たって読み解いて行く作業はまさに国文学。大学でやってたことを思い出して楽しかった(^-^) (★★★★)

気韻生動〜最近観た舞台〜

  • Dr.TV
    福澤一座:
    福澤一座の第二回公演。言葉とテレビにこだわったこの作品群は、これからも小さなエピソードを繋いでいく形なのかな?正直言って、去年の方が面白かったなぁ(^-^;)しかし、森圭介アナはやっぱり好み(^^;一瞬「畑中くん?」と思う部分があって、やっぱり好きなタイプが似ていることが判明。結局ショタコンか(爆) (★★★)
  • SHIROH
    劇団☆新感線:
    歌うような台詞、とよく言うが、歌がきちんと台詞になっていることに感動。上川さんはとても歌が上手いと言う訳ではないのだが、すごくまっすぐに体に染みてくるのだ。『マイ・フェア・レディ』の レックス・ハリスンみたい。もう一人のシロウ、中川くんはもの凄く歌がうまかった。そして、ロック。それから迫力の群舞。すごい。少しは見習え<『クラ○ディア』(爆) (★★★★)
  • 『スキップ』
    演劇集団キャラメルボックス: タイムトラベルシアターVol.1
    都合三回鑑賞。一度目は現在の自分に重ね合わせて観てしまって号泣。二度目は少し冷静になり、自分が頭の中でだいぶ補って見ていること気付く。それでも、告白されると泣いてしまう(;_;)3度目の千秋楽は、坂口さんの熱演にまた引き込まれ、クライマックスでやっぱり涙を禁じ得ない。とにかくさわやかに泣けた。演劇としての構成の問題などはあるのだろうけど、小説も含めて十二分に『スキップ』の世界を堪能できたことに感謝。 (★★★★)
  • 沖縄ラーメンズライヴ
    ラーメンズ:
    『沖縄ラーメンズライヴ  サーターアンダギーは見かけのシンプルさの割に名前が長過ぎ  A&Wは貴方と私の略。  ラーメンズにとって沖縄が楽園になるかどうかは客次第』 やっぱり頭の良い人の考えることは面白い。 (★★★★)
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