渓嵐国泰山海紘宮

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June 21, 2010

文化祭で得るもの

 文化祭、終了。
 担任してない私にとっては、部活の展示メインの文化祭。
 文化部の展示なんか、クラスの二の次になってしまうので
 なかなか部員が来てくれず(苦笑)
 機材の番で、なかなか回ることができなかったが
 とりあえず教えている生徒たちの作品は見たいと思い
 なんとか見学してきた。

 初めて担当している芸術科は、美術コースの展示と
 音楽コースのミュージカル。
 トリックアートをテーマにした美術コースは
 エイムズの部屋や、二種類に見える絵など
 いつもながらの力作。
 参加型でアートを楽しめるのは、やはり親近感が持てて楽しい。

 音楽コースの『ウェストサイドストーリー』は、
 大好きな作品だけに期待が高かったのだけど、
 それを補って余りある部分も多々。
 いちばんいいなぁと思ったのは、生オケ。
 プロでも生オケは難しいのだけど
 見事にタイミングのあった素敵な演奏だった。
 やっぱり迫力が違う。
 金管だけのオケなので、賑やかで、かっこいい(^-^)
 また、本業(?)だけに歌が素晴らしい。
 マリアのアリア(シャレじゃないよ笑)は本当に泣けた。
 ただ、いつもながらに、お芝居は急展開過ぎ(笑)
 ちょっと演出で入りたいと思ってしまうのであった(爆)

 1年生のもうひとクラスはアミューズメントで
 ストラックアウトもどきや、フリースローもどき、おわ射的もどき等。
 こういうのって(お化け屋敷を含め)みんなやりたがるのだけど
 クラスで得るものって少ないなぁ、と思う。
 何かテーマでもあって、学びのあるものにさせたいなと思っちゃう。
 ものを作る時に、クラスメイトが繋がったり、
 工夫をしたりということはあるけれど、
 それ以上の学びを持たせるのも(これだけ時間をかけるのだから)
 必要だよなぁ、と思う。
 二年前に担任した時は、世界旅行を模した巨大迷路だったのだけど
 せめてそれくらいの意識は持たせたいなぁ。
 今度やるなら、めざせお笑い米軍基地だな(笑)

 ちなみに、私が絶対にやりたくないのは
 食べ物バザーである。
 どこがやったって、そこそこ売れるし、
 美味しいと言われたところで食品バザーレベルの話だし、
 衛生的な問題が大変だし、
 いくらもうけたってクラスでもらえるわけでもないし、
 何より、忙しくて他のどこも見られないし、
 達成感があるというけど、それ以上のものを目指したい。
 いいところが見当たらない。
 本気でそんなことをやりたいなら、
 大学の学祭でやればいい。(そしたら儲けももらえる)
 
 逆にやりたいのはやっぱり演劇。
 やったことがない(泣)
 実は、となりの席の後輩のクラスが
 舞台部門のトリを飾るオリジナル劇をやったのだが
 「ぜんぜん駄目〜」と言ってた割には
 いい出来で、体育館という場所をうまく使った
 楽しい出し物になっていた。
 後ろの席の中学生が
 「すげぇ、かっけぇ」と連呼していた。
 数人は、選択で持っている子なのだが、
 彼らの活躍はもちろんのこと、
 いちばん感動したのは原級留置になってた生徒の活躍。
 すっかりクラスに馴染んでいて、
 見事な演技を見せるので、思わず涙が…
 最後のシメは、『ハイスクールミュージカル2』の
 『All for one』で、
 去年、うちのクラスが体育祭で踊った曲だったので
 これまた懐かしくて涙が(笑)
 ああ、やっぱり舞台表現はいいなぁ…
 きっと、これで、このクラスは大丈夫だなぁと
 (ちょっと上から目線だけど)思った。
 
 うちの展示は、まぁまぁの入りかな。
 普天間飛行場移設問題なんてド硬派の展示ですから
 子どもには受けが悪い(笑)
 保護者からは好感触でしたが。
 しかしながら、先生方からも評判をいただいて
 図書館でしばらく展示してもらえることになりました。
 良かったら、雰囲気だけでも…

 http://twitvideo.jp/01m81

 ちなみに、うちのメディア研究部長の書いた趣旨文は
 以下のようなものです。

 今回このような展示を行った背景には、メディアを細かく比較してそれらに違いが見られるのか検証することを通して、報道をどう受けとめるべきなのかを考える機会としたいという思いがありました。
 その題材として基地移設問題を取り上げたのは、沖縄で大きな話題になっているこの問題について、特に高校生の間では、全く興味を持たれていなかったり、正しく理解されてないように感じたからです。基地移設問題は、沖縄に住むわたしたちの将来に少なからず影響する問題だと考えられるので、この展示を見ることが問題を考えるきっかけとなることを期待し題材としました。

 
 
 
 
 

 
 

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Comments

海紘さん
お久しぶりです。お邪魔します。
時々読ませて頂いております。

今年の僕は3年文系クラスの担任で、
9月にある文化祭での担当クラスの企画は、
マイケル・ジャクソンの『スリラー』を踊るそうです。
でも、話し合いが暗礁に乗り上げています。

それとは別に、
3年生女子生徒のバンドをドラムで手伝うことになりました。
本日オーディションのテープ審査で、
出演が正式に決まりました。scissors

月に2回ほどのペースで練習をしていますが、
女子高生は音出しよりもおしゃべりの方が多いです。coldsweats01

9月には久しぶりに300人規模のオーディエンスで演奏です。
今から本番が楽しみです。happy01

 ご無沙汰してます。
 御返事遅くなってすみません。

 『スリラー』、素敵じゃないですか(^-^)
 その後進展しましたか?
 私はと言えば、舞台ものをクラスでやったことがなくて
 あこがれなのですが、
 なかなかチャンスが回ってこないです。
 今年から毎年文化祭になるので
 ちょっと期待です。

 今日まで期末考査でした。
 期末考査後、夏休みまで
 授業で好きなことをしていいことになったので
 ちょっと楽しみです♪

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雅俗共賞〜最近観た映画〜

  • 真珠の耳飾りの少女
    :
    光の変化を感じ取るものと、そうでないもの。それを人々は「芸術を解するか否か」と表現するのだけど要は感性の問題。美とか快とかいうものの一致こそが人を理解する根本を成すのだと思った。映像がもの凄くきれい。 (★★★)

音吐朗朗〜最近聴く音楽〜

  • 雪月花
    YUMING: WINGS OF WINTER,SHADES OF SUMMER 
     時に、出会いは偶然。4年も前に発売されたこのアルバムを、今日、このタイミングで初めて聴いたのも、偶然。十代の頃から、ユーミンの曲の「やさしさに包まれ」て、歌詞の鋭さに突かれて、何度も窮地を切り抜けてきた。今回も、きっと背中を押してくれるね。どんな状態になっても、私らしく、凛といること。そうきっと「悲しみにも時は流れ 海へと注いでいく」のだから。 (★★★★★)
  • 『愛と欲望の日々』&『Lonely Woman』
    サザンオールスターズ:
    『大奥』のようなドラマを軽やかにするのはサザンしかいないのかも。女の情念なんてハレルヤ!ってなもんかな。きらびやかなジャパネスク調のサザン(世は万葉あたりね)、実はかなり好き(^-^)『Lonely Woman』は秋冬のサザン。実はサザンは全天候型なのよ(笑)(桑田さんは雨男だけど) (★★★★)
  • 乙女ノックアウトナイト
    比屋定 篤子: ひやじょう
    久々発売の4thアルバムのお気に入りの曲。もう大分前からライヴでは歌われていたけど、毎回このテンポにくらくらでした(^-^)レコード会社の人からこの題名は・・・と言われたらしいけど、この題名あってこそ、だと思う。オザケンの『東京恋愛専科・または恋は言ってみりゃボディーブロー』を思わせますです。 (★★★★)
  • ミモザ
    ゴスペラーズ:
    最近、どれを聴いても同じに聴こえる(爆)新しい刺激が欲しいよぉ。でも、サビの黒ポンの声は良いね。あとCMの唐沢くんもね。 (★★)

錦心繍口〜最近読んだ本〜

  • J・K・ローリング: ハリーポッターと秘密の部屋
    ハリーポッターシリーズは、話題になってすぐに1作目を読んだのだけど、正直、あまり興味が持てず、そのままにしておいた。が、最近、生徒と面接の練習をしている時に「教育学部に行きたいと思ったのは、ハリーポッターシリーズのダンブルドア校長先生の影響があります」というのを聞いて、改めて読んでみようと思った。この巻でも、自分がスリザリンと関係深いのではないかと悩むハリーに、「大切なのは、どう生まれたではなく、何を選ぶかだ」と助言するところがいちばん心に染みた。なるほど、教育指南書として読むハリーポッターもありだな、とシリーズ読破を試みている。それにしてもロックハートは、ひどすぎる教師だ(笑)
  • 竹田 青嗣: 「自分」を生きるための思想入門
    思想とは、社会的には人間に「正しいこと」を教えるものではなく、社会の中で絶えず「より合理的な関係」を作り出していくための“技術”であり、実存的には、個々の人間が、自分の生全体から「より大きいエロス(生きる喜び)」を引き出すための有効な“技術”であるという主張には、目から鱗が落ちた。自分が目指す生き方のために、様々な思想家の思想をどう理解し、どう選び取るか。哲学とはかくも実用的なのかと感動した。さて、私は、何をえらべばいいのか。それこそ、自分でしか決められない実存的問題なのである。 (★★★★)
  • 鈴木 真砂女 ・黛 まどか : 恋がすべて
    新旧女流俳人対談集。鈴木 真砂女という名前は知っていたが、こんなにも壮絶な恋をした人だったとは・・・その激しさと、強さと、美しさに号泣。魂が惹かれあうというのは、きっとこういうことを言うのだろうな。そんな巡り会いがひとつあれば、人はしあわせなのだと思う。黛さんも、そういう恋が出来るといいですね(笑) (★★★★)
  • 小谷野 敦: モテない男
    ものすごく面白くて、旅行中に二日で読み終えて、友人に押し付けてきた(笑)「恨み言」的な体裁を取りながら、しっかり分析されているところが流石。「恋愛はしなくても生きていける」と提唱したいけど出来ないジレンマが面白かった。(なんて言ったら怒られるかも)私はやっぱり本居宣長派の恋愛至上主義です(^^; (★★★★)
  • 養老 孟司: バカの壁
    今更ですが(笑)これって、ベストセラーなんだよね?一昨年、日本でいちばん読まれた作品なんだよね?こういう「もっともなこと」の溢れた本がそんなに売れてるのに、こんなにどうしようもない社会なのは何故なんだろう?(^^;「個性」についての考え方など、とてもわかりやすくて的確だと思いました。 (★★★★)
  • 瀬尾 まいこ: 図書館の神様
    文学音痴のでもしか国語教師が主人公。結構いるんだよね、実は(爆)私、もの凄く苦手なんだけど(爆)でも、まぁ、現代的には響きやすい話なのかもしれない。これをきっかけに漱石や周五郎を読む人が出れば、それはそれで良いのでしょう(^^; (★★★)
  • 小谷野 敦: 性と愛の日本語講座
    近現代文学における性愛に関係する言葉を、まじめに調べた一冊。下世話に思える言葉であろうと、いくつもの出典に当たって読み解いて行く作業はまさに国文学。大学でやってたことを思い出して楽しかった(^-^) (★★★★)

気韻生動〜最近観た舞台〜

  • Dr.TV
    福澤一座:
    福澤一座の第二回公演。言葉とテレビにこだわったこの作品群は、これからも小さなエピソードを繋いでいく形なのかな?正直言って、去年の方が面白かったなぁ(^-^;)しかし、森圭介アナはやっぱり好み(^^;一瞬「畑中くん?」と思う部分があって、やっぱり好きなタイプが似ていることが判明。結局ショタコンか(爆) (★★★)
  • SHIROH
    劇団☆新感線:
    歌うような台詞、とよく言うが、歌がきちんと台詞になっていることに感動。上川さんはとても歌が上手いと言う訳ではないのだが、すごくまっすぐに体に染みてくるのだ。『マイ・フェア・レディ』の レックス・ハリスンみたい。もう一人のシロウ、中川くんはもの凄く歌がうまかった。そして、ロック。それから迫力の群舞。すごい。少しは見習え<『クラ○ディア』(爆) (★★★★)
  • 『スキップ』
    演劇集団キャラメルボックス: タイムトラベルシアターVol.1
    都合三回鑑賞。一度目は現在の自分に重ね合わせて観てしまって号泣。二度目は少し冷静になり、自分が頭の中でだいぶ補って見ていること気付く。それでも、告白されると泣いてしまう(;_;)3度目の千秋楽は、坂口さんの熱演にまた引き込まれ、クライマックスでやっぱり涙を禁じ得ない。とにかくさわやかに泣けた。演劇としての構成の問題などはあるのだろうけど、小説も含めて十二分に『スキップ』の世界を堪能できたことに感謝。 (★★★★)
  • 沖縄ラーメンズライヴ
    ラーメンズ:
    『沖縄ラーメンズライヴ  サーターアンダギーは見かけのシンプルさの割に名前が長過ぎ  A&Wは貴方と私の略。  ラーメンズにとって沖縄が楽園になるかどうかは客次第』 やっぱり頭の良い人の考えることは面白い。 (★★★★)
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