渓嵐国泰山海紘宮

Recent Trackbacks

« November 2009 | Main | January 2010 »

December 2009

December 26, 2009

二学期終了

 
 昨日、なんとか二学期が終了した。
 と言っても、今日も講座だったので
 あんまりイメージが湧かないのだけど。

 昨日はクリスマスでもあったので
 気分だけでも味わいたいと思って、
 前日に家庭科室でガトーショコラを焼き、配ることにした。
 インフルエンザのせいで放送で行われた終業式の後のLHR、
 今年一年を振り返ってのスピーチを全員にしてもらった。
 「受験勉強大変だった」
 「でもみんなに支えてもらってがんばれた」
 「行事も楽しかった。もうすぐ卒業だから、
  みんな一緒に最後までがんばろう」と言った話題が続く中、
 「C大学に行きます!」という堂々宣言にみんなから拍手が起こる。
 「今年、いちばん嬉しかったのは可愛い彼女が出来たことです」と臆面もなく、
 でもポーカーフェイスで話す男子。
 「みんな、D判定って落ち込んでるけど、俺なんか全部E・E・E!だよ。
  これで合格したら奇跡の男って呼ばれるだろうし、
  ダメだったらちゃんと1・2年からやっとかないといけない、っていう
  反面教師になるし、どっちでもいい!って思ってる」と、
 自分のことをユーモラスに語り、みんなを元気づける姿も。
 そんな中で、成績が伸びない不安を素直に話し、泣き出してしまう女子も。
 KOに合格した彼女ももらい泣きしたと言いながら、最初から涙声で、
 受験の時に学校に来なかったことを謝り、
 それでも支えてくれたみんなに感謝したいと話した。
 
 ほぼ全員が、自分の言葉で自分のことを語れる空間が出来たことを
 感じられる有意義な時間だった。
 スピーチ終了後、「では、クリスマスプレゼントね」と言って成績表を配り、
 「なんだぁ」と残念がっているところに、
 「じゃ、本物のクリスマスプレゼント」とガトーショコラを出した。
 みんなとても喜んでくれて、
 「昨日食べたケーキより美味しい!」とまで言ってくれた。

 この学校に来てからなかなかクリスマスも味わえなかったが
 ここではここなりのクリスマスを出来たかな、と
 ちょっと嬉しくなった。
 

December 12, 2009

卒業演奏会

 ウチの学校で「ソツエン」と言えば
 「卒業延期」ではなく「卒業演奏会」である。
 本日は、3年芸術科音楽コースのの卒演で、
 南部の立派なホールで3年生13人の発表を聴いてきた。
 私は芸術科を残念ながら教えていないので
 あまり知っている子はいないのだが
 廊下ですれ違う子たちが
 こんなに素敵な音を奏でるとは
 正直想像していなかったので
 とても感動的だった。
 
 久しぶりにクラシックを聴いたのだが
 やっぱり心安らぐなぁ。
 ゴンチチの松村さんが
 「心地よい音楽は眠くなるものです」と言ってたけど
 ホントにほとんど夢見心地で聴いてしまった(笑)
 寝てた訳ではないよ。

December 11, 2009

キセキ


 今週のトピックは、なんといっても
 私の担当するWの北海道大学へのAO合格である。

 いわゆる学力検査ならば、
 とても及ばないレベルだったのだけど
 そこを越えるのがAO。
 彼女は エコツーリズムや民泊事業といった
 グローバリゼーションの対向軸にある
 観光産業で沖縄経済を救いたい、という思いと、
 奇抜な発想力で、8倍の難関を突破。
 と、言えば、すんなりいったみたいだが
 そこに至るまではホントに大変だった。
 一次審査の書類を提出するまで、
 中間テストの間の3日間、
 毎日5時間つきっきりで、二人の友人を交えながら
 書類を書き上げ、
 二次の面接の前も、
 ぎりぎりまで一緒に資料を読み込み
 「知識や、文章力では全然勝負にならない。
  あなたが合格するには発想力しかない。
  絶対に人が思いつきそうもないことを書いておいで」といって
 送り出した。
 小論は二題出るので、一題は、なにがなんでも
 さんざん考え抜いた
 「グローバリゼーションへの対極にある経済の可能性」に
 結びつけて書くこと。
 そしてもう一題は、とにかく奇抜なことを書くことを指示した。
 彼女は私の教えを忠実に守り、
 「戦争中の指揮官が、敵に攻撃されても帰還できる飛行機を
  増やすために取れる策を書け」と言った問題に
 (破損箇所と帰還機体数の対応を示した表あり)
 「破損した箇所を切り落として帰ってこられる機体を作る」と
 書いたそうだ。
 トカゲの尻尾きりの発想である。
 もちろん経済学とは全く関係しない・・・
 
 さすがに私も無理だろう、と思った。
 奇抜すぎる。
 しかし、結果は合格。
 この小論がどう評価されたのか図りかねるが
 (ローカル経済の方がうまく書けたのかもしれないし)
 とにもかくにも、合格は合格。
 春から晴れて、北大生である。

 小論の問題を確認しようと検索したら
 小論添削の予備校のサイトに辿り着いた。
 北大経済学部3年分¥46,800也。
 KOのSFCは¥52,500也。
 ・・・転職しようかなぁ・・・

 
 

December 02, 2009

12月~(^^;;;


 あっという間に今年も12月!
 今年こそは年賀状を書かなければ、と思いつつ、
 一体いつ、そんな暇が?!

 学校では期末考査が終わって
 三年生は今日から
 センタープレテストなんぞをこなしている。
 普通の模試と違って、
 センターの時間割通りやるので
 少しずつ空き時間が出る。
 そこを捕まえて、
 2日間で40人面談をこなす予定。
 
 教室では元気そうにしてるのに
 二人で話すと泣き出す子とか
 推薦に失敗して、
 すっかり弱気になってる子とか
 やっぱり受験生はナーヴァス。
 クラスに変な張り詰め感が無く、
 良かったなぁと思っていたのだけど
 やっぱり、それぞれが
 不安をあまり表に出さないように
 気を遣ってるんだなぁ。
 でも、そんな気配りができる所も
 成長の証だとしみじみ思う。
 だって、去年の春には
 授業中に指名されて答えることにさえ
 ピリピリしてたもの。

 時間は限られているけど、
 一時間一時間を密度の濃いものにして
 自分の納得のいく春を迎えて欲しいな。
 今日、何度も口にした言葉だけど
 来年の春がどうなってるかは
 問題じゃない。
 十年後に、自分のいる場所で
 どれだけ周りの人に
 認められてるかが大切。
 
 ウチのクラスの目標は、
 全員合格ではありません。
 「全員で満足のいく春を」です。
 

« November 2009 | Main | January 2010 »

July 2015
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

雅俗共賞〜最近観た映画〜

  • 真珠の耳飾りの少女
    :
    光の変化を感じ取るものと、そうでないもの。それを人々は「芸術を解するか否か」と表現するのだけど要は感性の問題。美とか快とかいうものの一致こそが人を理解する根本を成すのだと思った。映像がもの凄くきれい。 (★★★)

音吐朗朗〜最近聴く音楽〜

  • 雪月花
    YUMING: WINGS OF WINTER,SHADES OF SUMMER 
     時に、出会いは偶然。4年も前に発売されたこのアルバムを、今日、このタイミングで初めて聴いたのも、偶然。十代の頃から、ユーミンの曲の「やさしさに包まれ」て、歌詞の鋭さに突かれて、何度も窮地を切り抜けてきた。今回も、きっと背中を押してくれるね。どんな状態になっても、私らしく、凛といること。そうきっと「悲しみにも時は流れ 海へと注いでいく」のだから。 (★★★★★)
  • 『愛と欲望の日々』&『Lonely Woman』
    サザンオールスターズ:
    『大奥』のようなドラマを軽やかにするのはサザンしかいないのかも。女の情念なんてハレルヤ!ってなもんかな。きらびやかなジャパネスク調のサザン(世は万葉あたりね)、実はかなり好き(^-^)『Lonely Woman』は秋冬のサザン。実はサザンは全天候型なのよ(笑)(桑田さんは雨男だけど) (★★★★)
  • 乙女ノックアウトナイト
    比屋定 篤子: ひやじょう
    久々発売の4thアルバムのお気に入りの曲。もう大分前からライヴでは歌われていたけど、毎回このテンポにくらくらでした(^-^)レコード会社の人からこの題名は・・・と言われたらしいけど、この題名あってこそ、だと思う。オザケンの『東京恋愛専科・または恋は言ってみりゃボディーブロー』を思わせますです。 (★★★★)
  • ミモザ
    ゴスペラーズ:
    最近、どれを聴いても同じに聴こえる(爆)新しい刺激が欲しいよぉ。でも、サビの黒ポンの声は良いね。あとCMの唐沢くんもね。 (★★)

錦心繍口〜最近読んだ本〜

  • J・K・ローリング: ハリーポッターと秘密の部屋
    ハリーポッターシリーズは、話題になってすぐに1作目を読んだのだけど、正直、あまり興味が持てず、そのままにしておいた。が、最近、生徒と面接の練習をしている時に「教育学部に行きたいと思ったのは、ハリーポッターシリーズのダンブルドア校長先生の影響があります」というのを聞いて、改めて読んでみようと思った。この巻でも、自分がスリザリンと関係深いのではないかと悩むハリーに、「大切なのは、どう生まれたではなく、何を選ぶかだ」と助言するところがいちばん心に染みた。なるほど、教育指南書として読むハリーポッターもありだな、とシリーズ読破を試みている。それにしてもロックハートは、ひどすぎる教師だ(笑)
  • 竹田 青嗣: 「自分」を生きるための思想入門
    思想とは、社会的には人間に「正しいこと」を教えるものではなく、社会の中で絶えず「より合理的な関係」を作り出していくための“技術”であり、実存的には、個々の人間が、自分の生全体から「より大きいエロス(生きる喜び)」を引き出すための有効な“技術”であるという主張には、目から鱗が落ちた。自分が目指す生き方のために、様々な思想家の思想をどう理解し、どう選び取るか。哲学とはかくも実用的なのかと感動した。さて、私は、何をえらべばいいのか。それこそ、自分でしか決められない実存的問題なのである。 (★★★★)
  • 鈴木 真砂女 ・黛 まどか : 恋がすべて
    新旧女流俳人対談集。鈴木 真砂女という名前は知っていたが、こんなにも壮絶な恋をした人だったとは・・・その激しさと、強さと、美しさに号泣。魂が惹かれあうというのは、きっとこういうことを言うのだろうな。そんな巡り会いがひとつあれば、人はしあわせなのだと思う。黛さんも、そういう恋が出来るといいですね(笑) (★★★★)
  • 小谷野 敦: モテない男
    ものすごく面白くて、旅行中に二日で読み終えて、友人に押し付けてきた(笑)「恨み言」的な体裁を取りながら、しっかり分析されているところが流石。「恋愛はしなくても生きていける」と提唱したいけど出来ないジレンマが面白かった。(なんて言ったら怒られるかも)私はやっぱり本居宣長派の恋愛至上主義です(^^; (★★★★)
  • 養老 孟司: バカの壁
    今更ですが(笑)これって、ベストセラーなんだよね?一昨年、日本でいちばん読まれた作品なんだよね?こういう「もっともなこと」の溢れた本がそんなに売れてるのに、こんなにどうしようもない社会なのは何故なんだろう?(^^;「個性」についての考え方など、とてもわかりやすくて的確だと思いました。 (★★★★)
  • 瀬尾 まいこ: 図書館の神様
    文学音痴のでもしか国語教師が主人公。結構いるんだよね、実は(爆)私、もの凄く苦手なんだけど(爆)でも、まぁ、現代的には響きやすい話なのかもしれない。これをきっかけに漱石や周五郎を読む人が出れば、それはそれで良いのでしょう(^^; (★★★)
  • 小谷野 敦: 性と愛の日本語講座
    近現代文学における性愛に関係する言葉を、まじめに調べた一冊。下世話に思える言葉であろうと、いくつもの出典に当たって読み解いて行く作業はまさに国文学。大学でやってたことを思い出して楽しかった(^-^) (★★★★)

気韻生動〜最近観た舞台〜

  • Dr.TV
    福澤一座:
    福澤一座の第二回公演。言葉とテレビにこだわったこの作品群は、これからも小さなエピソードを繋いでいく形なのかな?正直言って、去年の方が面白かったなぁ(^-^;)しかし、森圭介アナはやっぱり好み(^^;一瞬「畑中くん?」と思う部分があって、やっぱり好きなタイプが似ていることが判明。結局ショタコンか(爆) (★★★)
  • SHIROH
    劇団☆新感線:
    歌うような台詞、とよく言うが、歌がきちんと台詞になっていることに感動。上川さんはとても歌が上手いと言う訳ではないのだが、すごくまっすぐに体に染みてくるのだ。『マイ・フェア・レディ』の レックス・ハリスンみたい。もう一人のシロウ、中川くんはもの凄く歌がうまかった。そして、ロック。それから迫力の群舞。すごい。少しは見習え<『クラ○ディア』(爆) (★★★★)
  • 『スキップ』
    演劇集団キャラメルボックス: タイムトラベルシアターVol.1
    都合三回鑑賞。一度目は現在の自分に重ね合わせて観てしまって号泣。二度目は少し冷静になり、自分が頭の中でだいぶ補って見ていること気付く。それでも、告白されると泣いてしまう(;_;)3度目の千秋楽は、坂口さんの熱演にまた引き込まれ、クライマックスでやっぱり涙を禁じ得ない。とにかくさわやかに泣けた。演劇としての構成の問題などはあるのだろうけど、小説も含めて十二分に『スキップ』の世界を堪能できたことに感謝。 (★★★★)
  • 沖縄ラーメンズライヴ
    ラーメンズ:
    『沖縄ラーメンズライヴ  サーターアンダギーは見かけのシンプルさの割に名前が長過ぎ  A&Wは貴方と私の略。  ラーメンズにとって沖縄が楽園になるかどうかは客次第』 やっぱり頭の良い人の考えることは面白い。 (★★★★)
無料ブログはココログ