渓嵐国泰山海紘宮

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April 2009

April 29, 2009

新歓球技大会

 
 私が現在担任しているクラスは
 生徒の噂曰く「球技大会のために作られたクラス」。

 その下馬評に違わず、先日の新歓球技大会では
 男女混合チームが完全勝利をおさめた。
 男子もなかなかいい感じだったのだが、
 予選リーグで1点差で2年生に破れ、決勝進出成らず。
 女子は、心配だったのだが、
 相手が良かったので1勝は挙げたが
 1年生に負け、新歓球技の面目躍如といったところ。
 しかしながら、全チーム1勝出来たので
 なかなか見応えがあった。

 優勝したことで、気がかりだったのは、
 表彰式だった。
 去年の大会では、表彰される3年生が
 「この思いを誰に伝えたいですか?」と質問され
 つき合っている相手の名前を叫ぶと言うことが繰り返され、
 新入生歓迎球技大会なのに、
 自分たちだけで異様な盛り上がっているのが、不健全だなぁと感じた。

 そこで、前日の学級通信を通じて
 「みんなが前に出て表彰され、コメントを求められたら、
  学校全体が元気になるような、みんなが進路達成に前向きになれるような、
  そんな輝く言葉が発せられることを期待しています。
  どうも噂では、生徒会は前のような盛り上がり方を期待してる向きもありますが、
  もっと素敵なかっこいい盛り上がり方を提示して挙げて下さい。
  できれば3年全体で、そうなれたらいいなと思います。」と提案した。
 結果、表彰状を受け取ったうちのエースは、
 その日誕生日を迎えた同級生2人を起立させ、
 学校全体で『ハッピーバースデー』を歌うという演出をした。
 正直、「やっぱりちょっと個人的・・・」だと思ったが
 1年生も一緒に歌ってくれたので、前回よりずっといいなと思った。

 人前で話すというのは、なかなか難しい。
 自分の話すことが、どう受け取られるかということを意識して、
 話せなくなってしまうのが普通だ。
 やっぱり経験を積むことがとても大切だ。
 そのためには、やはりこのような閉会式の場などは
 活用しなくてはもったいないと思う。

 終了後は、計画してなかったのだが
 打ち上げをしようと言うことになり、
 焼き肉屋に39人中27人が集結。
 そこでも何人かに簡単な挨拶をもらい
 親和感に満ちた中で修了した。

 1ヶ月でこの雰囲気を作れるのは
 やっぱり最高学年ならではだなぁ。
 これがみんなの進路達成の拠り所になるといいな。
 
 
  
 
 

April 06, 2009

呼吸が浅くなる

 
 新年度発足の会議の度に
 息苦しくなってしまう。

 生徒指導方針としての
 携帯電話の使い方やら
 服装指導やらの確認のたびに
 辛くて仕方がない。

 なぜ、こんなにも厳しく規制を
 謳うんだろう。。。
 直前まで、受験のプレッシャーで
 辛い思いをする生徒をフォローしようという話を
 していたはずなのに
 全く関係ないかのように、
 ぎりぎりと締め上げようとする理由が
 私には皆目わからない。

 受験のために精神的に強くならなければならないのだから
 厳しい指導も必要だ、という主張を聞いていると
 「弱い」ことが悪いことだと言われているようで、
 辛くなってしまう。
 そんなにいつでも強くいられないよ。
 強くいられない環境にいる生徒だってたくさんいるよ。
 弱くったって、暗くったって、元気がなくったって
 いいじゃないか。そういうこと、ちゃんと受けとめて上げようよ。

 こういう学校ばっかりに勤めていると
 感覚が麻痺しちゃうのかなぁ。
 やっぱりいろんな学校に勤めることは大切です。

April 01, 2009

新年度

 ひどいですね。
 前回、元日かよ(笑)

 生きてるだけで、精一杯、というのが
 この3学期だった感じです。
 そうねぇ、忙しいというのは、
 もう少し人間らしい生活のことを言う気がする(笑)

 いろいろ問題はあるけど、
 改善するだけの元気がないという感じの
 日々でした。

 とにもかくにも。
 今日から新学年。
 2年目はもう少し、上手に立ち回れるかな、と
 自分の学習能力を信じたいところです。

 実は、教員生活十数年目にして
 初めての3年担任をやります。
 今年一緒に頑張った生徒たちとの2年目。
 クラス成員はだいぶ変わりますが、
 今年も居心地のいいクラスを作りたいな。
 

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雅俗共賞〜最近観た映画〜

  • 真珠の耳飾りの少女
    :
    光の変化を感じ取るものと、そうでないもの。それを人々は「芸術を解するか否か」と表現するのだけど要は感性の問題。美とか快とかいうものの一致こそが人を理解する根本を成すのだと思った。映像がもの凄くきれい。 (★★★)

音吐朗朗〜最近聴く音楽〜

  • 雪月花
    YUMING: WINGS OF WINTER,SHADES OF SUMMER 
     時に、出会いは偶然。4年も前に発売されたこのアルバムを、今日、このタイミングで初めて聴いたのも、偶然。十代の頃から、ユーミンの曲の「やさしさに包まれ」て、歌詞の鋭さに突かれて、何度も窮地を切り抜けてきた。今回も、きっと背中を押してくれるね。どんな状態になっても、私らしく、凛といること。そうきっと「悲しみにも時は流れ 海へと注いでいく」のだから。 (★★★★★)
  • 『愛と欲望の日々』&『Lonely Woman』
    サザンオールスターズ:
    『大奥』のようなドラマを軽やかにするのはサザンしかいないのかも。女の情念なんてハレルヤ!ってなもんかな。きらびやかなジャパネスク調のサザン(世は万葉あたりね)、実はかなり好き(^-^)『Lonely Woman』は秋冬のサザン。実はサザンは全天候型なのよ(笑)(桑田さんは雨男だけど) (★★★★)
  • 乙女ノックアウトナイト
    比屋定 篤子: ひやじょう
    久々発売の4thアルバムのお気に入りの曲。もう大分前からライヴでは歌われていたけど、毎回このテンポにくらくらでした(^-^)レコード会社の人からこの題名は・・・と言われたらしいけど、この題名あってこそ、だと思う。オザケンの『東京恋愛専科・または恋は言ってみりゃボディーブロー』を思わせますです。 (★★★★)
  • ミモザ
    ゴスペラーズ:
    最近、どれを聴いても同じに聴こえる(爆)新しい刺激が欲しいよぉ。でも、サビの黒ポンの声は良いね。あとCMの唐沢くんもね。 (★★)

錦心繍口〜最近読んだ本〜

  • J・K・ローリング: ハリーポッターと秘密の部屋
    ハリーポッターシリーズは、話題になってすぐに1作目を読んだのだけど、正直、あまり興味が持てず、そのままにしておいた。が、最近、生徒と面接の練習をしている時に「教育学部に行きたいと思ったのは、ハリーポッターシリーズのダンブルドア校長先生の影響があります」というのを聞いて、改めて読んでみようと思った。この巻でも、自分がスリザリンと関係深いのではないかと悩むハリーに、「大切なのは、どう生まれたではなく、何を選ぶかだ」と助言するところがいちばん心に染みた。なるほど、教育指南書として読むハリーポッターもありだな、とシリーズ読破を試みている。それにしてもロックハートは、ひどすぎる教師だ(笑)
  • 竹田 青嗣: 「自分」を生きるための思想入門
    思想とは、社会的には人間に「正しいこと」を教えるものではなく、社会の中で絶えず「より合理的な関係」を作り出していくための“技術”であり、実存的には、個々の人間が、自分の生全体から「より大きいエロス(生きる喜び)」を引き出すための有効な“技術”であるという主張には、目から鱗が落ちた。自分が目指す生き方のために、様々な思想家の思想をどう理解し、どう選び取るか。哲学とはかくも実用的なのかと感動した。さて、私は、何をえらべばいいのか。それこそ、自分でしか決められない実存的問題なのである。 (★★★★)
  • 鈴木 真砂女 ・黛 まどか : 恋がすべて
    新旧女流俳人対談集。鈴木 真砂女という名前は知っていたが、こんなにも壮絶な恋をした人だったとは・・・その激しさと、強さと、美しさに号泣。魂が惹かれあうというのは、きっとこういうことを言うのだろうな。そんな巡り会いがひとつあれば、人はしあわせなのだと思う。黛さんも、そういう恋が出来るといいですね(笑) (★★★★)
  • 小谷野 敦: モテない男
    ものすごく面白くて、旅行中に二日で読み終えて、友人に押し付けてきた(笑)「恨み言」的な体裁を取りながら、しっかり分析されているところが流石。「恋愛はしなくても生きていける」と提唱したいけど出来ないジレンマが面白かった。(なんて言ったら怒られるかも)私はやっぱり本居宣長派の恋愛至上主義です(^^; (★★★★)
  • 養老 孟司: バカの壁
    今更ですが(笑)これって、ベストセラーなんだよね?一昨年、日本でいちばん読まれた作品なんだよね?こういう「もっともなこと」の溢れた本がそんなに売れてるのに、こんなにどうしようもない社会なのは何故なんだろう?(^^;「個性」についての考え方など、とてもわかりやすくて的確だと思いました。 (★★★★)
  • 瀬尾 まいこ: 図書館の神様
    文学音痴のでもしか国語教師が主人公。結構いるんだよね、実は(爆)私、もの凄く苦手なんだけど(爆)でも、まぁ、現代的には響きやすい話なのかもしれない。これをきっかけに漱石や周五郎を読む人が出れば、それはそれで良いのでしょう(^^; (★★★)
  • 小谷野 敦: 性と愛の日本語講座
    近現代文学における性愛に関係する言葉を、まじめに調べた一冊。下世話に思える言葉であろうと、いくつもの出典に当たって読み解いて行く作業はまさに国文学。大学でやってたことを思い出して楽しかった(^-^) (★★★★)

気韻生動〜最近観た舞台〜

  • Dr.TV
    福澤一座:
    福澤一座の第二回公演。言葉とテレビにこだわったこの作品群は、これからも小さなエピソードを繋いでいく形なのかな?正直言って、去年の方が面白かったなぁ(^-^;)しかし、森圭介アナはやっぱり好み(^^;一瞬「畑中くん?」と思う部分があって、やっぱり好きなタイプが似ていることが判明。結局ショタコンか(爆) (★★★)
  • SHIROH
    劇団☆新感線:
    歌うような台詞、とよく言うが、歌がきちんと台詞になっていることに感動。上川さんはとても歌が上手いと言う訳ではないのだが、すごくまっすぐに体に染みてくるのだ。『マイ・フェア・レディ』の レックス・ハリスンみたい。もう一人のシロウ、中川くんはもの凄く歌がうまかった。そして、ロック。それから迫力の群舞。すごい。少しは見習え<『クラ○ディア』(爆) (★★★★)
  • 『スキップ』
    演劇集団キャラメルボックス: タイムトラベルシアターVol.1
    都合三回鑑賞。一度目は現在の自分に重ね合わせて観てしまって号泣。二度目は少し冷静になり、自分が頭の中でだいぶ補って見ていること気付く。それでも、告白されると泣いてしまう(;_;)3度目の千秋楽は、坂口さんの熱演にまた引き込まれ、クライマックスでやっぱり涙を禁じ得ない。とにかくさわやかに泣けた。演劇としての構成の問題などはあるのだろうけど、小説も含めて十二分に『スキップ』の世界を堪能できたことに感謝。 (★★★★)
  • 沖縄ラーメンズライヴ
    ラーメンズ:
    『沖縄ラーメンズライヴ  サーターアンダギーは見かけのシンプルさの割に名前が長過ぎ  A&Wは貴方と私の略。  ラーメンズにとって沖縄が楽園になるかどうかは客次第』 やっぱり頭の良い人の考えることは面白い。 (★★★★)
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