Yuming Song Musical/ガールフレンズ
Yumingを本格的に聴き出したのは
高校1年生のとき。
進学して知り合った友人が、
『Noside』のカセットテープを貸してくれた。
それをダビングして、LaLaの付録の
成田美奈子のレーベルをつけて
本当にすり切れるほど聞いた。
リアルタイムで手にしたのは『Da Di Da』。
沖縄市民会館までひとりでコンサートに出かけた。
ちょうど大失恋をしたばかりで、
コンサートの余韻とセンチメンタルのあまり
恥ずかしいファンレターまで書いてしまった(爆)
あれから、20年以上、
Yumingの音楽は、
着かず離れず、ずっと私の側にあった。
思い出に寄り添ってくれた曲を上げればきりがない。
そんなYuming楽曲だけの、しかも台詞が全くない
ミュージカルを、あのホイチョイプロダクションがやるという。
これを観ずには死ねない(笑)と
銀座は博品館ホールへ向かった。
眼鏡の女の子がドレスを選びながら
『続ガールフレンド』を歌うシーンから物語は始まる。
ステージの上には、生バンド。
中央の、ノートを模したスクリーンに歌詞が映し出される。
歌だけで綴られるこのミュージカルでは
ひとつひとつのことばを噛み締めながら、
聞くことが出来るのがとても有り難かった。
しかし、それ以上に。
なんと言う心地よさなのか、この声は・・・
最初の驚きはそれだった。
チケットを譲ってくださった方が
「堀内敬子さんが観たかったのだけど、都合が付かなくて」
と言っていたのを思い出した。
正直、SASミュージカル『クラウディア』で、
耳慣れた楽曲を違う人が歌う違和感を思い知っていたので
少し身構えていたのだ。
が、もしかしたらYumingご本人の歌よりもしっくりくる気さえした。
表現力が、素晴らしいのだ。
何しろ、このミュージカルには全く台詞がない。
本当に歌だけで、歌詞だけで、物語を紡ぎ、心情を表現するのだ。
堀内さんが演じるのは奥手な文学少女真理子。
秘めた情熱が垣間見える、抑制の利いた歌が胸に染みる。
それになにより、ひたすらうまい。
ずっと聞きつづけていたいと思う歌声で、一気にファンになってしまった。
後からパンフレットで知ったのだが、モトシキで、
美女と野獣のベルをやったりしてた方だそうで・・・
『有頂天ホテル』にもそう言えば、出てらっしゃいましたね。
出てくる曲は、すべて、懐かしく愛おしかったのだけど、
白眉は『青いエアメール』。
Yumingの曲の中でも、1、2を争うくらい好きなのだけど、
それを差し置いても、堀内さんの歌うこの曲は本当に素敵だった。
「5年 いえ8年たって訪ねたなら 声もかけれぬほど 輝く人でいて欲しい」
「けれどあなたがずっと好きだわ 時の流れに負けないの」
という歌詞が、独りよがり系の恋の多い(爆)私には
ジャストミートで、本当に、何度口ずさんだがわからない。
そんな曲を、堀内さんが歌い上げ、
クライマックスにはあまつさえ涙まで・・・
う〜ん切ない・・・
これこそ、胸が締め付けられるということなのだと体感した。
ストーリーは実に単純。
本当に、よくある女同士の友情物語をベースに
恋愛が絡み、グループ交際したり、応援したり、
ライバルになったりしつつ、結婚して行く親友を見送る、というもの。
でも、正直言って、そんな筋はどうでもいいのだ。
ここで大切なのは、ディティール。
何が起こるか、ではなく、そのとき、どう心が動いたのか。
Yumingが紡ぐ歌詞に歌われた心の機微が、
単純なストーリーに深みを与える。
これこそミュージカルの醍醐味、
まさしく現代の歌物語だと痛感した。
ちなみにこの舞台は、バンドも含め、出演者は全員女性。
ボーイフレンドたちも男装の麗人、なのだ。
その微妙な違和感がまた、生々しさを消し去り
オシャレなYumingの世界をうまく再現していたようにも思う。
この日は堀内さんの初日で(華原ともちゃんとWキャストなのだ)
なんとYumingご自身も、正隆さんといらしていた。
すごく間近で観る機会にも偶然恵まれ、
二倍得した気分だった(*^-^*)
再演したら、絶対観に行く!
というか、パート2が観たいです<馬場さん!!!
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TBありがとう。
》パート2が観たい
という気持ち、良くわかります。
ユーミンの曲ならいろんなバリエーションが作れそうですしね。
ともかく、全員に長生きしてほしいものです(笑)
あと、、、ホイチョイなら、
「サザン」でもこれができるかもしれませんね(*^^)
Posted by: みかん星人 | December 20, 2006 10:46 AM
コメント、Thank Youです。
そうですね、サザンも面白そう!
私が脚本書きましょうか?(爆)
考えるだけでも楽しいですね♪
とにかく堀内さんとの出会いが
この作品でのいちばんの収穫でした(^-^)
Posted by: みひろ | January 05, 2007 08:59 PM