渓嵐国泰山海紘宮

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October 2005

October 31, 2005

誰も知らない

 10月27日の新聞のトップ記事は、
 なんでしたか?
 沖縄の地方新聞は
 「国権限で海域使用/辺野古沿岸案合意
  知事許可権奪う特措法制定へ」
 「「15年」「軍民」白紙に 県の移設条件無視 
  沿岸部合意」
 「「強権的なやり方」県幹部憤る 埋め立て特措」
 と言った感じ。
 普天間基地の移設先を、
 辺野古崎キャンプシュワブとする。
 そのために知事許可権を奪う特措法を制定する、
 というのである。
 バカにするにもほどがある。
 「あなたの家の庭に、ゴミ捨て場を作ります。
  でも、あなたがそれに反対できないように
  新しい法律を作りますんで、
  あなたの意見は通りませんよ」
 というのと同じである。
 沖縄県民は(私が知る限り)みんな激怒した。
 当たり前である。
 さんざん踏みにじられてきたあげく
 戦後60年の今年、出されたのがこういう結果だ。
 
 そして、もっと恐ろしいのは、
 この「知事許可権剥奪」の事実を、
 沖縄県民以外、ほとんど知らないことだ。
 
 全国ニュースを見る限り、
 報道されているのは「米軍再編」で
 そこで強調されるのは
 「在沖縄米軍7000人削減」といった
 耳に心地よいニュースばかりなのだ。

 今日の夕方、辺野古崎移転に抗議する
 県民総決起大会に参加して、
 そのニュースがどう扱われているか知りたくて
 asahi.comを開くと、
 今日の話題にちゃんとあげられていて
 少し安心した。
 しかし、その関連記事を見て驚いた。
 かなり細かく何回にもわけて
 記事は書かれているが、
 「知事許可権剥奪」の記事は無い。
 
 慌てて、他の新聞社もチェックした。
 読売と日経は、集会の記事は無く、
 簡単な米軍再編の骨子だけ。
 なるほどねぇ。
 毎日もいくつか関連記事があるだけ。
 産経は意外にも(失礼)集会について
 取り上げているが、残りの記事は、
 上記三紙程度。

 日本のマスコミって、なんなんだろう。
 ほんとうに、ほんとうに、内地の人は
 今、沖縄で何が起こってるのか
 全く知らないんだ。
 同じ国でありながら、あきらかに
 意識的に、目をそらさせ、分断し、
 捨てようとしているんだなぁ、と思う。
 
 自民党が大勝した翌日、
 うちの生徒でさえ、
 「先生、憲法は変えられちゃうの?
  日本は戦争するようになるの?
  なんで大人はそんな選択をするの?
  みんな沖縄を見に来ればいいのに」
 と言っていた。
 社会に対する意識が高いと言えない
 あまり学ぶことが好きではない子たちでも、
 自分の頭の上を飛ぶ戦闘機には
 恐怖を覚えている。
 それは、体に染み付いた感覚だ。
 いつか、この状況の中で
 命を落とすかもしれない、という彼らの恐怖を
 誰が否定できるだろうか。
 
 真実を見つめて欲しい、と思っても
 新聞さえ全てを語っていない。
 あとは、地道に、声を上げ続けるしか無い。
 知っているものが、叫び続けるしか無い。
 そんな、声を遠いものだと思わずに、
 受け止めてくれる人がいることを
 そして、広めていってくれることを、信じて。

 
  
 
 
 

October 30, 2005

沖縄のおじさん

 地元のデパートで福島物産展をやっていたので
 行ってきた。
 ほっけのひらきに鮭のはらす、佃煮、梅干しと
 生活感溢れるものを買って、
 駐車優待券を貰って、駐車場の受付に出すと、
 「はい、200円ですね」と言われた。
 優待券があるのに、その値段って、
 そんなに時間経ってた〜???と驚いて
 「え???200円???」ととっさに聞き返すと
 「あ、これ(優待券)あったね」と忘れていた様子。
 思わず「びっくりした〜」と呟いたら
 「そんなびっくりすることじゃないでしょ」と言われた・・・
 おいおい、自分が間違えたのに、
 なんだよ〜〜〜
 「ごめんね」がホントじゃないの???
 
 笑い話で、食堂のおばぁが
 つゆに指を入れてそばの器をもってきたので
 「おばぁ、指!」と言ったら
 「だいじょうぶ、熱くないよ〜」と言ったというのが
 あるけど、全く、沖縄の商売人は・・・(^-^;;;

 うちの生徒もその立派な予備軍で
 間違ってるところを指摘したら
 「ドンマイ!」と言う。
 おいおい、気にしろよ〜
 この自覚の無さが、
 この島を大変なことにしてる気がする・・・
 や、今や日本全体そうかな???

October 28, 2005

あきらめられない故の代償

 お昼ご飯を食べ終わって、
 弁当箱を洗うために、指輪を外したら、
 ものすごく変形していた。
 「なんでだよぉ〜朝は普通だったのにぃ!」
 と思い、同僚の先生に、
 「なんかわからないんですけど、
  指輪、変形してるんですよ。なんでしょう?」
 と話しかけたら
 「なんか、したんじゃない?」という質問。
 「いえ、なにも・・・・」と言いかけて、思いだした。
 2時間目の1年生の授業で、
 謹慎の解除も受けてないくせに、
 鉛筆さえ持たず、
 「謹慎終わってるし(刑期はまっとうしたという意味)
  関係ないし」と言い張るばかやろーの机を
 「早く鉛筆出しなさい!!!!!!」と
 平手でばんばん殴ったのだった(爆)
 さすがに気迫に負けて、言うことを聴いたのだが
 その代償がこれかよ・・・

 6年間も肌身離さず填めている
 大切な大切なStarJewelryのアメジストリング(;_;)
 あんなばかやろーのためにこんなになっちゃって(T_T)
 直接殴ってたなら、柔らかいから大丈夫だっただろうに・・・
 机、堅いんだもん・・・
 (冗談ですから(^^;;;)
 
 でも、まぁ、てなわけで、
 結局あきらめきれてないわけです。
 ご心配おかけしました(^^;;;


 
 

October 12, 2005

月がきれい

 Macに向かうと窓から月が見える。
 秋だなぁ。
 日中は暑いけど、夕方は大分涼しくなった。
 それが理由だと言うわけでもないんだろうけど
 千々にものこそかなしけれ、である。
 
 相変わらずだけど、授業が成立しない。
 それも一クラスだけ。
 なので、去年よりマシだと言えば
 マシなのかもしれないが、あまりに崩壊状態がひどい。
 とにかく、ことばが届かない。
 高校生活指導の今期号を読むと
 ことばが届かないのは、
 届かないことばを選んでいるからで
 生徒に届くことばを持つことが必要なのだそうだ。
 独りよがりのことばを叫び続けるのは
 教師の身勝手でしかないという。
なんだか苦しくなる。
 
 あのクラスは仕方が無いとか、
 誰が担当しても一緒だとか、
 職員室では、毎日そういう会話が交わされるけど
 結局何もならない。
 
 身勝手かなぁ。
 でもこんな毎日のために、
 この仕事を選んだんじゃないという思いは
 どうしようもない。

 私は授業がしたいだけなんだけどなぁ。
 独りよがりなのかなぁ。

 もう、あきらめたいです。
 
 

October 09, 2005

義経くん

 私の初恋の人は、源義経である。
 大河ドラマ『草燃ゆる』の義経くんに
 (確か国広富之さんだったと思うけど)
 子どもながらにめろめろで、
 石坂浩二の頼朝を憎んでも憎みきれないほど
 憎んでいた。
 岩下志麻の北条政子は本当に怖かった。
 
 で、『義経』である。
 イケイケドンドン!の源平合戦が終わり、
 義経くんの悲劇が始まりつつある。
 タッキーもやっぱり可愛いし、
 可愛そうだなぁ、とは思うのだけど
 それが恋愛感情とは無縁なところにある感情に
 なっているのは、成長した証拠かな。

 タッキーの義経くんを見てて思うのは
 生育歴と、その悲劇の関係性についてだ。
 乳児期に父を失い、
 その敵であるはずの人物が父親代わりとなる。
 さらに、母親とも引き裂かれ、仏門へ。
 その後、自分の素性を知り、
 「肉親」としての「兄」を慕うが
 その思いは常にすれ違う。
 頼朝は常に「理」を重んじ、
 「情」に流される義経を良しとしない。
 「九郎、情はいかぬと、なぜわからん」という台詞が
 今日の放送にあったが、
 源氏の長男として、大切に育てられた頼朝にはわからない
 胸中の愛情の枯渇が、義経の中にはあったのだと思う。

 むろん、戦国の世にあっては、
 誰もが十分に愛されて育てられることなど
 不可能だっただろうし、
 義経の甘さは、それだけの問題ではないかもしれない。
 しかし、日々「成長しきれない高校生」を見ていると
 その生育歴の抱えた問題の深さを感じずにはいられない。
 
 甘えるべき時に、十分甘えさせてもらった人の
 持つ強さは、得難いものだ。
 理屈の無い愛情に支えられているという自信は
 人に生きる力を与える。
 でも、それを知らない人間は、
 時機を逃してしまったあとに、いくら補おうとしても
 容易ではない。
 もちろん、不可能ではないが、ほんとうに難しい。
 
 義経くんを見ていると、そんな切なさを感じる。
 弁慶をはじめとする部下たちに愛されまくっているが
 やはり「主従」関係のような上下のある関係では
 ダメなのだ。
 あとは静ちゃんしかいないんだろうけど、
 一緒にいる時間が短いからなぁ・・・

 歴史は、結果が出てしまっているので
 どうしようもないのだけど、
 ちまたにあふれる義経症候群の子どもたちのことは
 どうにかしたいなぁ、と思う今日この頃である。
 
 

 

October 05, 2005

弁論専門部入部

 文化部の祭典高文祭の季節である。
 先日、弁論専門部大会があって、
 残念ながらうちのAくんは
 県予選突破出来なかったのだが
 その大会運営の際、集計係を手伝ったのだ。

 そもそも、高文祭の各部門大会は
 「専門部」と呼ばれる教員の集まりによって
 運営されているのだが、
 その場合、ほとんどが部活動顧問である。
 放送部、演劇部、吹奏楽部、合唱部、と
 それぞれの部活動が母体になっているので
 高体連と同じように、その活動を支えている先生方が
 大会自体も面倒を見るのだ。
 私も前任校では、演劇部門に顔を出していたのだが
 現任校には、演劇部が無いので、ご無沙汰だ。

 で、弁論専門部、である。
 じつは沖縄の弁論専門部は特殊な構成で
 弁論部自体のある学校がとても少ないのだが
 何処の学校でも校内で弁論大会が行われているので
 大会自体は50人以上が参加する大きなものとなる。
 しかし、専門部は部活動顧問がいないので
 有志、というか、専門部員の個人的つながりで
 人集めがされている。
 実は私も、10年以上弁論大会に関わっていなかったので
 そう言う実情は 全然知らなかった。 
 今回、何しろ二人しかいない国語科の中で
 たまたま弁士を指導していたので関わることになったのだが、
 その際の係分担で、本部に近いものを選んでしまったのが
 運の尽き。もとい、着き初めで、
 今日は反省会に呼ばれてしまった。
 ホテルの豪華ランチをご馳走になった上
 「専門部員、足りなくて困ってるんです〜」と頼まれたら
 嫌だとは言えまい(爆)
 しゃぶしゃぶも、天ぷらもおいしかったしなぁ・・・
 それに、専門部の先生方が、
 とても気さくで楽しい方ばかりなので
 国語科の友達が少ない(おい)私には
 有り難い話かもしれないと思い、めでたく入部。
 エクセルくらいは使えますので〜
 (これが国語科にはあまりいない逸材と
  いうことらしい(爆))

 来年は沖縄で九州大会もあるらしい。
 なかなかスリリングですな(笑)

 
 
 

October 03, 2005

心に虎を飼う少女

 しゃべり場の再放送を見た。
 幼い頃から漫画家になると決めて、
 日々、そのために精進している少女が
 「最近の十代は、生き方が甘い」と
 提議していた。
 「そのうちに何とかなると思っている」
 「大きな夢を持っていない」
 「自分を高めようとしていない」
 というのが彼女の「甘いヤツ」の定義だそうだ。

 彼女の母親は、40代の若さで病死したそうだ。
 専業主婦だった早すぎる母の死を目の当たりにし、
 「人生は短い。
  母のようになにも残さないまま死ぬのはいやだ」と
 焦り始めたのだと言う。
 何が何でも有名になりたいし、
 自分が死んだ後も名が残るような、
 何かを産みたいのだそうだ。

 ああ、李徴だ、と思った。
 先月、野村萬斎さんの『敦』を観劇し、
 その中で「山月記」を観たのだが、
 見終わった後、次にこの作品を教えることがあれば、
 (たぶん現任校にいるうちは無理・・・)
 フリーター・ニート問題に絡められるな、と思った。
 
 彼女などはまさしく「自ら恃むところすこぶる厚く、
 賎吏に甘んずるを潔しとしな」い感じである。
 何より、名を挙げたいと言う執念にも似た思いは、
 実は私には理解しがたい。
 単にマンガを書くことが好きで、
 それが天職だと思っていて、書くしか出来ない。
 それがどういう結果になるか、わからないが、
 ともかく書きたい、というのならわかる。
 名を残す手段として、マンガを職業にしたいというのは
 どうも解せないのだ。

 昔、村上龍氏が「小説家になりたいのですが、
 どうしたらいいのでしょう?」という質問に
 「小説家はなりたくてなるものじゃない。
  それにしかなれないからなったんだ」と答えていたが
 まさしく、そう言うものだと思う。
 かくいう私も、子どもの頃は文筆家になりたいと思っていたが、
 それは、いちばん得意な文章で食っていけたらいいな、という
 実にシンプルな気持ちであって、
 例えば、それで有名になりたいとか、
 後世に残る作品を書きたいとか、
 そういう意識は全くなかった、ことに今日気づいた。
 だから、そのために彼女の言う努力は全くしなかったし、
 まともなオリジナル小説を書いたことも無い。
 まぁ、そういう甘いヤツなので、
 しがない国語教師なわけだが(笑)

 人間には様々な価値観がある。
 愚鈍なことに、それにまともに気づいたのも
 ここ10年ほどのことで、
 エニアグラムについて読んだからなのだが、
 (それまで、私は人間の生きる目的は、
  社会や誰かに必要とされることだと思い込んでいて、
  そうでない人は「未熟」か「犯罪者体質」なのだと
  本気で思っていた。おめでたすぎるが。)
 その認識が出来てから、生きるのがとても楽になった。
 社会的貢献に無関心な人に心を痛める
 頻度も程度も減ったからだ。
 だから、彼女も、ああ、タイプ3か、と考えられる。
 しかし、気になったのは、彼女が
 「自分と同じ考えを持てないなんて許せない」と
 発言し続けていたことだ。
 例えば、「ボランティアをして、
 誰かがしあわせになってくれるのが、私の満足。
 自分の名前なんて残らなくてもいい。
 国連職員になるのが夢だけど、家庭も持ちたいから、
 それが家族のためにならないならあきらめる」
 という女の子(この子は間違いなく私と同じタイプ2(^^;)
 に、反論は出来ないのだけど、「無理!」とだけ言い放つ。
 「無理!」という拒否の言葉はとても冷たい。
 別に、考え方が違ってもいいじゃない、
 そういう価値観もあるのか、と柔軟に受け止めれば
 とても楽だと思うのだけど・・・

 私はこうだ、と声高に叫び続け、
 周りの人間も従わせなければ、とても不安なのだろう。
 このままどんなに頑張っても、日の目を見ないかもしれない
 自らの才能が、本当の意味で信じられていないから。
 「臆病な自尊心」と「尊大な羞恥心」の生み出した虎だ。

 彼女の作品を読んだわけではないが
 「このままでは、第一流の作品となるのには、
 どこか(非常に微妙な点において)欠けるところがある」
 ような気がする。
 願わくば、それに気づいてくれますように。
 
 
 

October 02, 2005

つくづく縁がない

 久々にesqのライヴに行く予定だった。
 珍しくも昼/夜二回公演で
 迷ったのだが、前日勉強会だったので
 夜の部だけ、前売りを買っておいた。
 前日、御大のお供で二次会まで行っちゃったので
 帰ったのは明け方に近い夜中。
 遅く起きて、家中掃除して、
 家で夕飯も作ってから行こうと思ったので
 休みの昼間にもかかわらず高速道路で帰宅。
 用事を済ませて、17時半と言う
 ライヴハウスでのライヴとは思えない開演時間に
 なんとか間に合わせようと頑張ったのだが、
 少々遅れ気味に到着。
 近くの有料駐車場に愛車を滑り込ませて
 ライヴハウスに急ぎ、ドアを引くと・・・
 なんと鍵が閉まっている!
 えっっ!17時半は見間違え?
 それとも会場間違えた?
 と、慌ててチケットを確認。
 だが、どこからどう見ても、
 会場も時間もあっている。
 なんで?なんで?なんで????
 パニックになって、しばしあたふたしたのだが、
 ふと気づくと、ドアにチラシが・・・
 「プチュレプレゼンツ esq Tour '05
  "Sometimes Happy 〜Enjoy The Beauty〜"は
  台風19号接近のため中止になりました」
 なに〜〜〜〜???(日向小次郎風に。誰も知らない?)
 台風は本島からしっかりそれて、
 余波も感じられない天候だというのに・・・
 だからこそ、こんな事態は、全く予想していなかった。
 あんなに急いで来たのに・・・
 定額で高速道路にも乗ったのに・・・
 ああ〜しかも、中止。延期でもない(泣)
 久々にしっかり聴こうと思って
 前日からずっと聞いてたのになぁ・・・
 5月の東京でのバンドライヴも
 チケットは買っていたのに、都合で行けなかった。
 二回も続くとは・・・
 どうも三谷氏とは引き裂かれた運命らしい(爆)
 不実な私が悪いんでしょうか?(^^;;;;
 
 というわけで、憂さ晴らしに、
 アウトレットモールで衝動買いに走ってしまった(爆)
 本当にいいかげんにしなさい(^-^;;;;
 
 
 
 

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雅俗共賞〜最近観た映画〜

  • 真珠の耳飾りの少女
    :
    光の変化を感じ取るものと、そうでないもの。それを人々は「芸術を解するか否か」と表現するのだけど要は感性の問題。美とか快とかいうものの一致こそが人を理解する根本を成すのだと思った。映像がもの凄くきれい。 (★★★)

音吐朗朗〜最近聴く音楽〜

  • 雪月花
    YUMING: WINGS OF WINTER,SHADES OF SUMMER 
     時に、出会いは偶然。4年も前に発売されたこのアルバムを、今日、このタイミングで初めて聴いたのも、偶然。十代の頃から、ユーミンの曲の「やさしさに包まれ」て、歌詞の鋭さに突かれて、何度も窮地を切り抜けてきた。今回も、きっと背中を押してくれるね。どんな状態になっても、私らしく、凛といること。そうきっと「悲しみにも時は流れ 海へと注いでいく」のだから。 (★★★★★)
  • 『愛と欲望の日々』&『Lonely Woman』
    サザンオールスターズ:
    『大奥』のようなドラマを軽やかにするのはサザンしかいないのかも。女の情念なんてハレルヤ!ってなもんかな。きらびやかなジャパネスク調のサザン(世は万葉あたりね)、実はかなり好き(^-^)『Lonely Woman』は秋冬のサザン。実はサザンは全天候型なのよ(笑)(桑田さんは雨男だけど) (★★★★)
  • 乙女ノックアウトナイト
    比屋定 篤子: ひやじょう
    久々発売の4thアルバムのお気に入りの曲。もう大分前からライヴでは歌われていたけど、毎回このテンポにくらくらでした(^-^)レコード会社の人からこの題名は・・・と言われたらしいけど、この題名あってこそ、だと思う。オザケンの『東京恋愛専科・または恋は言ってみりゃボディーブロー』を思わせますです。 (★★★★)
  • ミモザ
    ゴスペラーズ:
    最近、どれを聴いても同じに聴こえる(爆)新しい刺激が欲しいよぉ。でも、サビの黒ポンの声は良いね。あとCMの唐沢くんもね。 (★★)

錦心繍口〜最近読んだ本〜

  • J・K・ローリング: ハリーポッターと秘密の部屋
    ハリーポッターシリーズは、話題になってすぐに1作目を読んだのだけど、正直、あまり興味が持てず、そのままにしておいた。が、最近、生徒と面接の練習をしている時に「教育学部に行きたいと思ったのは、ハリーポッターシリーズのダンブルドア校長先生の影響があります」というのを聞いて、改めて読んでみようと思った。この巻でも、自分がスリザリンと関係深いのではないかと悩むハリーに、「大切なのは、どう生まれたではなく、何を選ぶかだ」と助言するところがいちばん心に染みた。なるほど、教育指南書として読むハリーポッターもありだな、とシリーズ読破を試みている。それにしてもロックハートは、ひどすぎる教師だ(笑)
  • 竹田 青嗣: 「自分」を生きるための思想入門
    思想とは、社会的には人間に「正しいこと」を教えるものではなく、社会の中で絶えず「より合理的な関係」を作り出していくための“技術”であり、実存的には、個々の人間が、自分の生全体から「より大きいエロス(生きる喜び)」を引き出すための有効な“技術”であるという主張には、目から鱗が落ちた。自分が目指す生き方のために、様々な思想家の思想をどう理解し、どう選び取るか。哲学とはかくも実用的なのかと感動した。さて、私は、何をえらべばいいのか。それこそ、自分でしか決められない実存的問題なのである。 (★★★★)
  • 鈴木 真砂女 ・黛 まどか : 恋がすべて
    新旧女流俳人対談集。鈴木 真砂女という名前は知っていたが、こんなにも壮絶な恋をした人だったとは・・・その激しさと、強さと、美しさに号泣。魂が惹かれあうというのは、きっとこういうことを言うのだろうな。そんな巡り会いがひとつあれば、人はしあわせなのだと思う。黛さんも、そういう恋が出来るといいですね(笑) (★★★★)
  • 小谷野 敦: モテない男
    ものすごく面白くて、旅行中に二日で読み終えて、友人に押し付けてきた(笑)「恨み言」的な体裁を取りながら、しっかり分析されているところが流石。「恋愛はしなくても生きていける」と提唱したいけど出来ないジレンマが面白かった。(なんて言ったら怒られるかも)私はやっぱり本居宣長派の恋愛至上主義です(^^; (★★★★)
  • 養老 孟司: バカの壁
    今更ですが(笑)これって、ベストセラーなんだよね?一昨年、日本でいちばん読まれた作品なんだよね?こういう「もっともなこと」の溢れた本がそんなに売れてるのに、こんなにどうしようもない社会なのは何故なんだろう?(^^;「個性」についての考え方など、とてもわかりやすくて的確だと思いました。 (★★★★)
  • 瀬尾 まいこ: 図書館の神様
    文学音痴のでもしか国語教師が主人公。結構いるんだよね、実は(爆)私、もの凄く苦手なんだけど(爆)でも、まぁ、現代的には響きやすい話なのかもしれない。これをきっかけに漱石や周五郎を読む人が出れば、それはそれで良いのでしょう(^^; (★★★)
  • 小谷野 敦: 性と愛の日本語講座
    近現代文学における性愛に関係する言葉を、まじめに調べた一冊。下世話に思える言葉であろうと、いくつもの出典に当たって読み解いて行く作業はまさに国文学。大学でやってたことを思い出して楽しかった(^-^) (★★★★)

気韻生動〜最近観た舞台〜

  • Dr.TV
    福澤一座:
    福澤一座の第二回公演。言葉とテレビにこだわったこの作品群は、これからも小さなエピソードを繋いでいく形なのかな?正直言って、去年の方が面白かったなぁ(^-^;)しかし、森圭介アナはやっぱり好み(^^;一瞬「畑中くん?」と思う部分があって、やっぱり好きなタイプが似ていることが判明。結局ショタコンか(爆) (★★★)
  • SHIROH
    劇団☆新感線:
    歌うような台詞、とよく言うが、歌がきちんと台詞になっていることに感動。上川さんはとても歌が上手いと言う訳ではないのだが、すごくまっすぐに体に染みてくるのだ。『マイ・フェア・レディ』の レックス・ハリスンみたい。もう一人のシロウ、中川くんはもの凄く歌がうまかった。そして、ロック。それから迫力の群舞。すごい。少しは見習え<『クラ○ディア』(爆) (★★★★)
  • 『スキップ』
    演劇集団キャラメルボックス: タイムトラベルシアターVol.1
    都合三回鑑賞。一度目は現在の自分に重ね合わせて観てしまって号泣。二度目は少し冷静になり、自分が頭の中でだいぶ補って見ていること気付く。それでも、告白されると泣いてしまう(;_;)3度目の千秋楽は、坂口さんの熱演にまた引き込まれ、クライマックスでやっぱり涙を禁じ得ない。とにかくさわやかに泣けた。演劇としての構成の問題などはあるのだろうけど、小説も含めて十二分に『スキップ』の世界を堪能できたことに感謝。 (★★★★)
  • 沖縄ラーメンズライヴ
    ラーメンズ:
    『沖縄ラーメンズライヴ  サーターアンダギーは見かけのシンプルさの割に名前が長過ぎ  A&Wは貴方と私の略。  ラーメンズにとって沖縄が楽園になるかどうかは客次第』 やっぱり頭の良い人の考えることは面白い。 (★★★★)
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