渓嵐国泰山海紘宮

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January 2005

January 28, 2005

にわかに、忙しい


 やはり、三学期である。
 毎日、放課後に会議がある。
 自分の事務仕事も多いし、
 来年度の体制のことで
 煩わされたりもあって、
 いろいろしているうちに、
 気づけば残業体制。

 ひえぇぇ〜もう6時だよ!って、
 前任校では当たり前だったのに
 習慣は恐ろしい。
 講座はゼロ、委員会もほとんどない、
 会議も必要最低限、
 よくこれで動いてるなぁ、と思うけど
 前任校がやっぱりおかしかったのかも。

 ただ、入試を前にして
 なんだかみんなが集まって騒いでるのは
 どうも不安だ(^-^;)
 私は時間割係なので、
 直接関係はしないのだけど
 (入試期間中に時間割を組む作業を
  別に行うので)
 二次募集もあったりで、
 始めてのことだらけなだけに
 やっぱり不安。

 それでも、どうにかてーげー(適当)に
 やっちゃうのがうちの学校らしいけどね(爆)

January 26, 2005

もしかして、日記読んでる???

 我が校で、唯一40人を超える2年電気科は
 いつでもごった返しの、すごい状況である。
 暴れん坊ボクサーのTもいるし、
 (今日は、私の机間巡視の間を縫って
  ローラーコースターで滑ってたなぁ・・・)
 注意しても聞かない奴らばかりで
 とにかく疲れる(^-^;)
 30人くらいまでなら、一人が叱られていると
 それをみんな聞いているのだけど
 烏合の衆の40人では、
 そんなクラスの親和力が無い。
 やっぱり30人学級に出来るのは大きいと思う。

 しかし、そんな2年電気科が
 なんだか今日は不思議な雰囲気だった。
 Tは相変わらずなのだが
 (ローラーコースターで滑って行くお尻には
  赤いハートのアップリケがしてあった。
  なにもの?!(>_<))
 携帯をいじっていたり、
 マンガや雑誌を読んでいる輩を
 立て続けに注意したところ、
 何人かが「ごめんなさい」と言うのである。
 今まで聞いたことも無い反応!
 ・・・もしかして、お前ら、この日記読んでるのか?

 まぁ、それで、謝る気になったんなら
 素晴らしいことだ。
 ま、建築科の担任の先生が言ってたように
 「ただの気のせい」だと思うけどね(^-^;)
 
 ただ、現在も進行中の「飛び道具教材」が
 効いてるのは確か。すこぶる反応良好。
 単元が終わったら、詳しく書きます(^-^)

January 24, 2005

シラバス

 週末はすっかりお休みモードである(爆)
 平日よりはのんびりしているのだけど、
 それ故に、なんだか書く気がしなかったり。
 ある程度ストレスが無いとダメらしい(^^;

 さて、それに比べて三学期の学校はストレスフル。
 今月中にシラバスを出せと言われていて、
 それが未だに完成していない。
 なんだか全国的に、
 授業をどう進めるかだの、
 何処に観点を置いて評価するかだのと言った
 シラバスなるものを公開しなくちゃ
 いけなくなっているらしく
 教科書会社さんが作ってくれてる。有り難い。
 ただ、それを、うちの学校のフォームに
 合わせないといけないのが結構めんどくさい。
 いや、実際、なかなか
 こんな目標通りにはいかないしさ。
 そのうち本気で、このとおりに
 進めなくちゃいけないとか言われて
 投げ込み教材なんか出来なくなってしまうかも。
 いやいや、うちで高校の教科書こなすこと自体
 無理だからさ(爆)
 
 しかも、国語科二人しかいないので
 二科目ずつ作ってるのだ。
 う〜〜〜ん・・・

 この労力って何のためなんだろう?
 予算が無いから、生徒一人一人に
 配るわけじゃないらしいし、
 サイトに載せるのがせいぜい。
 この「シラバス」を
 県下でいちばん早く作った某進学校では
 その、1時間の授業ずつに細かく作った
 シラバス作成作業を再びするのが怖くて
 教科書が変えられないらしい。
 なんだかなぁ(^-^;;;

 もっと違うことに力いれる時間が欲しいなぁ。
 教材研究とか、生徒との対話とか。
 それって当たり前じゃないの?って
 思うんだけどなぁ。
 

January 20, 2005

ごめんね、の関係

 
 1月も半ばを過ぎた。
 本当にあっという間に行ってしまう。
 このまま2月を逃がして、
 3月に去られて、また新学期だ。
 去年の春には、
 本当に1年をちゃんと終えられるのだろうかと
 心配だったが、
 だいぶ、我が校の生徒たちとも
 コミュニケーションが取れるようになってきた。
 いわゆる「困ったちゃん」な上に
 「田舎の子」な生徒たちは、
 本当に人間関係の構築が下手なのだ。
 
 1学期、もの凄く反抗的な女生徒がいた。
 注意をしても聞かない、というのは
 うちではスタンダードで、
 食って掛かるのが、ちょっと困ったちゃん、
 キレて暴れたり、教室から逃亡するのが
 かなり困ったちゃんである。
 彼女はそのグレードが上な方に近かった。
 男の子の方が圧倒的に多い建築科で
 周りの視線など気にもしていない彼女は
 建築科職員からは「山ザル」と呼ばれている(^^;

 ところが、2学期から少し様子が変わった。
 このへんのことは、高生研の機関誌の今冬号に
 (只今絶賛(?)発売中。って変なとこに
  ?つけたら怒られるかも(爆))
 少し書いたのだが、
 何となく、彼女の心が私に対して
 ほぐれてきたようなのだ。
 そして、3学期。
 なんと彼女から2回も「ごめんね」と言われた。
 1度目は、前回の授業のあと。
 授業中寝ていた彼女を、
 1度起こしたが起きなかったので、
 そのまま寝かしてしまったら、
 終了後「先生、ごめんね。寝ちゃった」と
 謝ったのだ。本当に驚いた。
 「うん。次は頑張ろうね」と答えたが、
 正直、予想だにしない言葉だった。

 そして、今日、掃除の時間に
 私の方が先に行って始めていたら
 「ごめんね、前の時間、製図室だったから
  遅れちゃった」と謝る。
 「何があったんだぁ〜〜〜!!!」と
 叫びたいところだったが、なんとか
 「そうか、建築科棟はいちばん遠いもんね」と
 返答すると、
 「うん。しかも製図室は3階の端っこだから」と
 穏やかに会話が進む。
 すげ〜!普通の高校生みたいじゃないか!!!
 そんなことで感動している私もなんだかなぁ、だが、
 うちの生徒が「自分の非を認めて謝る」という行為には
 まず、なかなかお目にかかれないのである。
 なにしろ、いつも世界の中心で叫んでいる人たちなので
 まず、謝罪の言葉は口にしないのがほとんどなのだ。
 そんな中で、自分から謝れるようになったなんて
 なんて成長だろう、と本当に感動してしまう。
 もちろん過剰な期待は御法度なので(笑)
 あくまでクールに構えようとは思うけれど
 それでも「山ザル」から「チンパンジー」くらいには
 なったかも?!
 2年生になったら、「ヒューマン・ビーイング」に
 なってくれると嬉しいな(^^;

不思議、不思議。

 
 最近、授業が快調。
 1年生も、2年生も。
 それぞれに思い当たる要因はあるのだけど
 それは、一単元終わってからにすることにして、
 今日は、一人の男生徒の話。

 Sくんは、実にかわいくない子だ。
 授業中は、寝ているか、携帯電話をいじっているか、
 マンガを読んでいるか、いないかで、
 注意をすると食って掛かる。
 まぁ、うちではそう珍しくないタイプだが
 絶対に授業に参加しないと言う徹底ぶりでは、
 1、2を争う生徒だった。2学期までは。
 私の授業では、毎回提出物があって、
 チェックをしているのだが
 それがひとつも出ていないのは、
 さすがに我が校でも珍しい。
 いわゆる「筋金入ってるなぁ」と感じる生徒だった。

 それが、変わった。
 きっかけは多分、百人一首。
 三学期の最初の授業でやった百人一首で、
 彼は大活躍したのだ。
 私にしてみれば、参加しているだけで不思議・・・
 もとい、感激(ちょっと嘘っぽい?(^^;)だったのだが、
 彼は、クラスで3本の指に入るほど札を取った。
 あんまり珍しかったので、職員室に帰って
 「Sが参加してました」と
 同僚に報告するほどだった。
 
 そして、次の授業。
 彼は裏表あるプリントをキチンと書いて、提出した。
 正直驚いた。
 でも、それで安心してはいけない。
 気が向いた時だけ、急に参加することは
 ままあることだからだ。
 ところが、予想に反して(失礼)次の授業も
 キチンと参加して、プリントも提出した。
 まだまだ安心は出来ないが、
 (すっかり疑い深くなってしまっている(^^;)
 ゼロが一気に3になったのは、すごいことである。
 明日、また授業があるので見物なのだが、
 (人ごとか!(爆))
 もしかしたら、「百人一首」に加えて
 私の「飛び道具」が効いてるのかもしれない。
 そう、今、2年生には「飛び道具」を使ってるのだ。
 その話は、また次回に・・・

 ともかく、珍しく心安らかに授業が進んでいる
 今日この頃である(^-^)
 
 

January 19, 2005

ムーチービーサ


 昨日はムーチーの日だった。
 沖縄では、旧の12月8日に
 ムーチーという月桃(サンニン)の葉で
 包んだお餅を食べる。
 その頃がいちばん寒くなると言われている。
 それが「ムーチービーサ」。
 「ビーサ」とは寒い、という意味で、
 昔、阪急ブレーブス(ああ、懐かしい)の
 石嶺選手が「ひ〜さっさ〜」を連発して
 あだ名にされたのでも有名(?)だ。

 とにかく、この頃は寒いのだ。
 とくに北部は寒い。
 私は、デコルテのあいた服が好きなので
 (痩せて見えるから)
 セーターもVネック派なのだけど、
 そんなもの着ていられない。
 去年までは、それで過ごしていたのに・・・
 最近はタートルしか嫌だよぉ・・・と
 思うようになっている。
 
 高校生の頃は、ジャケットの下は
 半袖のYシャツでも平気だったのに、嘆かわしい。
 でも、要因のひとつは、北部だからだ。
 化学の先生曰く
 「那覇は排気ガスのせいで暖かいのだ」と言われたが
 それでも暖かい方がいいなぁ・・・

 ちなみに、八重山は、もの凄く暖かかったぞ。
 やっぱり、緯度のせいだと思います!
 

January 14, 2005

謹慎生

 いわゆる問題行動を起こした生徒は、
 我が校では「謹慎」となる。
 学校に出てこられない停学ではなく、
 登校して、教室に行かずに、各科の職員のもと
 それぞれの教科担当から与えられた課題をこなす。
 それを全部クリアして、
 謹慎期間の日々の作業をこなすと、
 晴れて解除である。
 故に、謹慎生は、
 担当教師に終了印を貰ったり、
 担任や指導担当教諭や教頭の所見を
 書いてもらうための書類を綴ったファイルが
 トレードマークだ。

 現在も、10人近くの謹慎生がいる。
 中でも困ったちゃんは、生活情報科のYとM。
 私が、最初に覚えた生徒なのだが、
 それというのも4月早々に喫煙で謹慎になり、
 いつまでたっても課題を終わらせきれず、
 あげくの果てに逃亡すると言う
 いかにもうちの学校らしい行動を
 最初に見せてくれたからだ。
 その二人が、またもや喫煙で今年二度目の謹慎。
 全く悪びれた様子もなく、
 毎日、職員室内をうろついている。

 今日も、放課後、
 教頭の所見を貰ったあと、
 担任のそばでうだうだしていたYが、
 音楽の非常勤の先生に、一言。
 「先生!先生も謹慎なの?!」
 奇しくも、音楽の先生は
 勤務実績簿の「ファイル」に教頭印を
 貰っているところだったのだ。
 ・・・・おいおいおいおいおい・・・(^-^;;;
 地球は自分を中心にしか回っていないのね、
 本当に(^-^;)(^-^;)(^-^;)

 そんなYだから、
 私の課題の書き下し文の説明をしている時に、
 「いい?この漢文の漢字の右下にある
  カタカナの送り仮名を、
  ひらがなにして書くんだよ」と言われて、
 「カタカナってひらがな?」と聞いたことなど
 あんまり驚くべきことでもないかもしれない。
 その後、Mに
 「あんまりいっぱいあるとカタカナって
  読めないよね?」と同意を求められたことも・・・

 う〜ん・・・・私、高校で教えてるんだよなぁ(^-^;)

 

 

January 12, 2005

人間ドック

 
 去年初体験だった人間ドックに
 今年も行く。
 体重が減っていて、褒められる(^-^)
 血液検査結果もとても良好で、
 コルステロール値も正常値に入ったし、
 中性脂肪もとても下がっている。
 やっぱり菜食中心で1年以上も生活したら
 変わるんだなぁ、と実感。
 あとは定期的な運動・・・
 これがなかなかね。

 去年も言われた胆嚢ポリープと
 子宮筋腫の疑いは相変わらず。
 でも、気にしなくていい程度だそう。
 あとは、乳がん検診で
 「今日はマンモグラフィーを撮りますか?」と
 聴かれたのでドキドキしたのだけど、
 最近は国の指導もあって、撮るように勧めているだけ
 ということで安心。
 でも検査は結構大変だった・・・
 乳がんは怖いので仕方ないけど。

 ラクトベジタリアンな昼食をとって
 1時には帰宅。
 溜まった家事を片付けられて感謝。
 さて、明日は久々に出勤だぁ(^-^;)

January 10, 2005

筋肉痛

 
 練習もしないで走ったので、
 走った直後から足が痛かったのだが
 朝起きたら、ますますひどくなっていた。
 時間を置かずにくるのは、
 若い証拠?・・・にしても痛すぎ。
 座っているといいのだけど
 少し歩くと、変な動きになってしまうほど。
 今日は、北部から戻ってくるだけで
 1日が終わってしまった。
 明日は、人間ドックだというのに
 大丈夫なんだろうか(^-^;)

 夜は、早めに夕食を済ませ、
 「大集合・ニッポンの若き挑戦者たち・
  ライブジャム」を観る。
 その名の通り様々なジャンルで頑張っている
 若者のライヴ。
 音楽あり、踊りあり、インラインスケートに
 チアリーダーズ、ロボット工学、と
 日本の若者も素敵だなぁ、と思えた。
 成人の日特集かな?
 NHKも大分粋な企画をするようになったなぁ。
 とりあえず、ロード・オブ・メジャーが
 やっぱり気になるので、
 明日CDを買ってこよう(^-^)

January 09, 2005

四往復

 生まれて初めて、お金を払ってマラソンに参加した。
 うちの近くの海洋博記念公園 で行われた
 全国トリムマラソン大会。
 今日はうちの母の誕生日で
 「一緒に出よう」と言われたので
 行きがかり上いやと言えずに
 5.8キロのコースにエントリーしたのだ。
 もともとそんなに運動は好きじゃないのだけど
 マラソンは不得意でもない。
 高校の時の長距離走大会は
 いつも結構良い成績だった。
 トリムマラソンなので、
 タイムを自己申告するのだが
 「1キロ5分で30分。
  でも、最近全然走ってないから、+15分。
  ・・・もう5分足しておくか」と50分とした。
 母は、62歳になるので1時間2分。
 エントリーのために開会式前に開場に行き、
 出発までの間、母の職場に戻って朝食を食べた。
 出発は午前11時。
 備瀬福木並木コースは、
 フクギの茂る部落内を通り、
 海岸線に出て、伊江島を右にしながら公園に戻る
 実に美しい道のりである。
 部落では、お年寄りや子供がパーランクー
 (最近では全国共通語?エイサーの時の小太鼓)で
 拍子を取って応援してくれる。
 残念ながら曇り空で、
 海の美しさは堪能できなかったが
 最後の上り坂以外は、ほとんど歩くことも無く完走。
 全然練習していなかったわりには楽に走れた。
 ちなみにタイムは45分01秒!
 45分にしておけば入賞したのにぃ・・・
 「自分を信じろ」が
 今年の暗示なのかもしれない(笑)
 その後、自宅に戻って風呂に入ってから、また会場へ。
 抽選会のためだが、時間が大幅に遅れ、
 じゃんけん大会になってしまった末、私は初戦敗退。
 母はいいところまでいったのだが、
 最後に負けて坊主。
 再び家に帰って、日が暮れてから
 今度は美ら海水族館の夜間開館を観に行く。
 いつも人がいっぱいの水族館だが、
 今日はほんとうにゆっくりと、
 今まで見たことが無かったものまで
 丁寧に見て回ることが出来た。
 いつも空いてるといいのになぁ(^^;
 (沖縄のためにはよくないか(笑))
 
 ということで、海洋博公園まで
 四往復もしてしまった1日であった。
 しかし、家が近いと言うのは素晴らしいことだ。
 来年は10キロコースに出るそうである・・・
 トリムマラソンの様子は、
 左のリンクまでね(^^;

January 08, 2005

百人一首

 三学期初めの授業は「百人一首」と決めている。
 ここではどうよ?と思ったのだが、
 なんとやっていると言うことなので、果敢に挑戦。
 ルールを説明するのにかなり時間を要するし
 大変だったが、ほぼ成立した。
 予想外の生徒が活躍したりもした。
 しかし、1年建築科は、
 ひとつのグループが、
 ルールを無視して勝手に終わってしまって
 もうひとつしか終了しなかった。
 う〜ん・・・カルタさえ出来ない(爆)

 百人一首は当然ながら歴史的仮名遣いなので
 その辺も難しい。
 例えば「けふここのへにほひぬるかな」だと
 発音は「きょう」だから、
 「ふだには『けふ』って書いてあるよ〜」などと
 声をかける。
 「むべやまかぜをあらしといふらむ」も
 「最初は『む』だよ〜」とかね。
 CDの朗読でやったら、
 最初は聞き取れない!とか
 何処を探せばいいのかわからない!
 (下の句が何処からだかわからないという(^-^;)
 と言う声も多かったが
 後半は、下の句を繰り返す部分を飛ばしながらでも
 大丈夫なくらいリズムも掴めるようになった。
 やっぱり、訓練は有効なんだなぁ・・・
 しかし、参加しないのは全く参加しない。
 今年もやっぱり、それなりに、である(笑)

 

January 06, 2005

取り返しのつかないこと

 新学期は、始業式の前に、追悼集会で始まった。
 2日の夜8時、3年生が載っていたミニバイクが
 対向車線からの右折車に引っ掛けられると言う
 事故が起こった。
 車との接触により投げ出された彼は
 全身打撲により、意識不明のまま
 翌日未明、帰らぬ人となった。

 4日の職員会議でことの詳細を知ってから
 何とも言えない心持ちが収まらない。
 直接、教えていた生徒ではないのだが、
 自分の学校の生徒を在校中に亡くしたのは
 初めての経験だし、
 事故現場も、彼の出身も、相手の出身も
 すべて私の住む町なのだ。
 4日の夕方、事故現場を通った。
 見通しのいい直線道路で、交通量も少ない。
 こんな場所で、死亡事故が起こるなんて
 信じられなかった。
 歩道に、花や食べ物が手向けてあった。
 胸が締め付けられるようで、
 それ以来、近づけないでいる。

 彼には、全く過失はなかった。
 免許も持っていたし、
 ヘルメットもかぶっていた。
 そんなに遅い時間でもないし、
 もちろん飲酒をしていたわけでもない。
 相手の直進妨害による、完全な貰い事故だ。
 それでも、もう彼は帰ってこない。
 就職も決まっていて、春から新しい世界に
 羽ばたこうとしていたと言うのに、
 資格もたくさん取って頑張っていたと言うのに、
 まだ18歳だと言うのに。
 クラスメイトの、抑揚を押さえた短い追悼の言葉が
 切なかった。

 「世の中には取り返しのつかないことがある。」
 教務主任の先生は、始業式の閉めにおっしゃった。
 「悲しいけれど、どうしようもないことはあるのだ。
  どんなにがんばったって防げないこともある。
  でも、防げることは、精一杯の知恵を出し合って
  防がなければならない。
  私たちが出来るのは、知恵を結集させて、
  この世の中から悲しいことを少しでも
  少なくできるよう手を携えることだ」と。
 先日読んだ本に「いのち」とは
 「い」きる 「の」 「ち」え だ、と書いてあった。
 生きるために知恵を持たなければならない。
 自分の、そして身近な人の、遠くにいる人の、
 すべての「いのち」を大切にするために。
 我が校の生徒たちが、
 それを学ぶための代償だったにしては
 彼の死は大きすぎる。
 でも、せめて学ばなければ、悲惨すぎる。
 だから。
 せめて、心に刻んで。
 こんなにも、人のいのちは重い。
 もちろん、君たちのいのち、ひとつひとつがね。
 
 
 
 
 

January 05, 2005

うちの菜っ葉


 去年、台風が毎週のようにやってきて
 野菜が高騰したのをきっかけに
 母が家庭菜園を始めた。
 一朝一夕に育つものではないので、
 その時にはあまり家計の助けには
 ならなかったのだが
 最近になって、すごい茂りようである。
 冬でも日照時間の長い沖縄のこと、
 毎日見る間に伸びていたのだが、
 正月の間留守にしていたら、
 しっかり立派な畑になっていた。
 おかげで、毎晩、小松菜やらほうれん草やら
 春菊やらを湯豆腐の青菜にして食べている。
 明日からの出勤のために久々に弁当を作る際も、
 ちょっと青いものが欲しいなぁ、と
 ほうれん草を二株採ってきた。
 なかなか便利だし、何より体にいい。
 無農薬だし、採りたてだし、素晴らしい。
 一人で住んでたら考えもしないことだった。

 しかしながら、白菜だけは、上手く巻かず
 青々としてしまって、それらしい味覚にならない。
 (食べられなくはないのだが・・・)
 やっぱり日が強すぎるのだろうか・・・
 それに、恐ろしいほど虫の卵が付いている。
 母は「苗が売ってるんだから、
 沖縄でも出来るはずだ!」と言うのだが、
 実際どうなんだろう?
 やっぱり向き不向きはあるんだろうなぁ・・・
 
 まぁともかく、この冬はうちの菜っ葉だけで
 青菜はまかなえそうである。
 白菜まで青いしね(^-^;)

January 04, 2005

年賀状

 久々に、年が明けてから年賀状を書くことになった。
 私立にいた頃はぎりぎりまで講座があったので
 年を越えるのが当たり前だったのだが、
 公立に来てからは、
 プリンタの性能があがったことも手伝って
 ほぼ元旦に届けていたのだが
 年末ぐうたらしていたら、全然間に合わなかった。
 しかも、元旦に印刷しようとしたら
 VAIOが動かず(うちのCANONのPIXUSくんは
 MACのドライバが無いのだ(;_;)
 ちゃんと確かめなかった私も悪いのだけど
 まさかそんなことなんて
 あると思ってなかったんだもん・・・)
 父の仕事場のカラリオを運んで作成。
 しかし、宛名書きソフトが無いため、
 久々に手書きにして、なかなか大変な作業となった。
 
 しかし、年賀状を書いていて何より楽しいのは
 教え子から来る近況報告に答えることだ。
 もう友人の域になった初めて送り出した卒業生からは
 東京の官庁でがんばっていると言う言葉が届く。
 官僚がどうのと叩かれることが多いが
 彼女の生活の様子を聞くと、
 ほとんどの人は厳しい環境のなかでがんばっているんだぞ、と
 言いたくなる。(それはむろん教員も同じだけど。
 まぁ、困った人も多いけどさぁぁぁ・・・)
 私が公立に移って初めて担任したクラスの子たちからは
 今年は成人式だ、という便りが届いた。
 みんなで集まるから、先生も来てね、と言ってくれる。
 しあわせだ。
 幼稚園教諭を目指して短大に進学した女生徒は、
 この春、社会人になると言う。
 就職活動は厳しいらしい。
 でも「先生みたいないつも笑顔の先生になるために
 頑張ります」と書いてくれている。
 確かに、あの頃の私は、クラスの子たちがすごく愛しくて
 毎日笑っていた気がする。
 今はどうかな?そう言えば「また怒ってる」と
 言われることの方が多いかも。 
 でも、彼女の目標を裏切ってはいけないな。
 生の感情を押し殺す笑顔ではなくて
 キチンとぶつかって、
 その結果笑顔でいられるようにすることを
 今年の私の目標にしたいなと思った。
 生徒に教えられると言うのは、こういうことだね(^-^)
 

January 02, 2005

あけましておめでとうございます


 年末遊び過ぎたのと、
 高生研のサイトの一部管理を引き受けちゃったので
 忙しくて、自分とこの挨拶が
 二日になってしまいました。
 相変わらずな私ですけど、
 今年もよろしくお願いします(^-^)
 ホントに久々に表紙も変えましたので
 ここに直接飛んでる方は、ご覧になってね(^^;

 で、ここのとこ一生懸命やってた
 高生研の全国大会@東京の応援サイトの表紙は
 なかなかの出来です。
 こっちも覗いてください♪
 上記高生研のサイトから飛べます。

 今年はなんと公立5年目で、研修の年です。
 こないだ初任研だったのにぃ・・・
 もうお上に習うことなんかねぇよ(爆)
 と毒づいてみたり(^^;
 たいして大きな抱負も無いのですが、
 有意義な一年にしたいなぁ、と思ってます。
 サザンが韓国でライヴするのに備えて
 パスポートを更新しておかねば(^^;
 (ゴスもアジア進出らしいけど、
  こっちは別にいいや(爆))
 あとは、キャラメルの20周年・・・
 なんやかんやと忙しいかも。
 相変わらずですが。
 見捨てずおつき合い願いますm(._.)m
 
 

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雅俗共賞〜最近観た映画〜

  • 真珠の耳飾りの少女
    :
    光の変化を感じ取るものと、そうでないもの。それを人々は「芸術を解するか否か」と表現するのだけど要は感性の問題。美とか快とかいうものの一致こそが人を理解する根本を成すのだと思った。映像がもの凄くきれい。 (★★★)

音吐朗朗〜最近聴く音楽〜

  • 雪月花
    YUMING: WINGS OF WINTER,SHADES OF SUMMER 
     時に、出会いは偶然。4年も前に発売されたこのアルバムを、今日、このタイミングで初めて聴いたのも、偶然。十代の頃から、ユーミンの曲の「やさしさに包まれ」て、歌詞の鋭さに突かれて、何度も窮地を切り抜けてきた。今回も、きっと背中を押してくれるね。どんな状態になっても、私らしく、凛といること。そうきっと「悲しみにも時は流れ 海へと注いでいく」のだから。 (★★★★★)
  • 『愛と欲望の日々』&『Lonely Woman』
    サザンオールスターズ:
    『大奥』のようなドラマを軽やかにするのはサザンしかいないのかも。女の情念なんてハレルヤ!ってなもんかな。きらびやかなジャパネスク調のサザン(世は万葉あたりね)、実はかなり好き(^-^)『Lonely Woman』は秋冬のサザン。実はサザンは全天候型なのよ(笑)(桑田さんは雨男だけど) (★★★★)
  • 乙女ノックアウトナイト
    比屋定 篤子: ひやじょう
    久々発売の4thアルバムのお気に入りの曲。もう大分前からライヴでは歌われていたけど、毎回このテンポにくらくらでした(^-^)レコード会社の人からこの題名は・・・と言われたらしいけど、この題名あってこそ、だと思う。オザケンの『東京恋愛専科・または恋は言ってみりゃボディーブロー』を思わせますです。 (★★★★)
  • ミモザ
    ゴスペラーズ:
    最近、どれを聴いても同じに聴こえる(爆)新しい刺激が欲しいよぉ。でも、サビの黒ポンの声は良いね。あとCMの唐沢くんもね。 (★★)

錦心繍口〜最近読んだ本〜

  • J・K・ローリング: ハリーポッターと秘密の部屋
    ハリーポッターシリーズは、話題になってすぐに1作目を読んだのだけど、正直、あまり興味が持てず、そのままにしておいた。が、最近、生徒と面接の練習をしている時に「教育学部に行きたいと思ったのは、ハリーポッターシリーズのダンブルドア校長先生の影響があります」というのを聞いて、改めて読んでみようと思った。この巻でも、自分がスリザリンと関係深いのではないかと悩むハリーに、「大切なのは、どう生まれたではなく、何を選ぶかだ」と助言するところがいちばん心に染みた。なるほど、教育指南書として読むハリーポッターもありだな、とシリーズ読破を試みている。それにしてもロックハートは、ひどすぎる教師だ(笑)
  • 竹田 青嗣: 「自分」を生きるための思想入門
    思想とは、社会的には人間に「正しいこと」を教えるものではなく、社会の中で絶えず「より合理的な関係」を作り出していくための“技術”であり、実存的には、個々の人間が、自分の生全体から「より大きいエロス(生きる喜び)」を引き出すための有効な“技術”であるという主張には、目から鱗が落ちた。自分が目指す生き方のために、様々な思想家の思想をどう理解し、どう選び取るか。哲学とはかくも実用的なのかと感動した。さて、私は、何をえらべばいいのか。それこそ、自分でしか決められない実存的問題なのである。 (★★★★)
  • 鈴木 真砂女 ・黛 まどか : 恋がすべて
    新旧女流俳人対談集。鈴木 真砂女という名前は知っていたが、こんなにも壮絶な恋をした人だったとは・・・その激しさと、強さと、美しさに号泣。魂が惹かれあうというのは、きっとこういうことを言うのだろうな。そんな巡り会いがひとつあれば、人はしあわせなのだと思う。黛さんも、そういう恋が出来るといいですね(笑) (★★★★)
  • 小谷野 敦: モテない男
    ものすごく面白くて、旅行中に二日で読み終えて、友人に押し付けてきた(笑)「恨み言」的な体裁を取りながら、しっかり分析されているところが流石。「恋愛はしなくても生きていける」と提唱したいけど出来ないジレンマが面白かった。(なんて言ったら怒られるかも)私はやっぱり本居宣長派の恋愛至上主義です(^^; (★★★★)
  • 養老 孟司: バカの壁
    今更ですが(笑)これって、ベストセラーなんだよね?一昨年、日本でいちばん読まれた作品なんだよね?こういう「もっともなこと」の溢れた本がそんなに売れてるのに、こんなにどうしようもない社会なのは何故なんだろう?(^^;「個性」についての考え方など、とてもわかりやすくて的確だと思いました。 (★★★★)
  • 瀬尾 まいこ: 図書館の神様
    文学音痴のでもしか国語教師が主人公。結構いるんだよね、実は(爆)私、もの凄く苦手なんだけど(爆)でも、まぁ、現代的には響きやすい話なのかもしれない。これをきっかけに漱石や周五郎を読む人が出れば、それはそれで良いのでしょう(^^; (★★★)
  • 小谷野 敦: 性と愛の日本語講座
    近現代文学における性愛に関係する言葉を、まじめに調べた一冊。下世話に思える言葉であろうと、いくつもの出典に当たって読み解いて行く作業はまさに国文学。大学でやってたことを思い出して楽しかった(^-^) (★★★★)

気韻生動〜最近観た舞台〜

  • Dr.TV
    福澤一座:
    福澤一座の第二回公演。言葉とテレビにこだわったこの作品群は、これからも小さなエピソードを繋いでいく形なのかな?正直言って、去年の方が面白かったなぁ(^-^;)しかし、森圭介アナはやっぱり好み(^^;一瞬「畑中くん?」と思う部分があって、やっぱり好きなタイプが似ていることが判明。結局ショタコンか(爆) (★★★)
  • SHIROH
    劇団☆新感線:
    歌うような台詞、とよく言うが、歌がきちんと台詞になっていることに感動。上川さんはとても歌が上手いと言う訳ではないのだが、すごくまっすぐに体に染みてくるのだ。『マイ・フェア・レディ』の レックス・ハリスンみたい。もう一人のシロウ、中川くんはもの凄く歌がうまかった。そして、ロック。それから迫力の群舞。すごい。少しは見習え<『クラ○ディア』(爆) (★★★★)
  • 『スキップ』
    演劇集団キャラメルボックス: タイムトラベルシアターVol.1
    都合三回鑑賞。一度目は現在の自分に重ね合わせて観てしまって号泣。二度目は少し冷静になり、自分が頭の中でだいぶ補って見ていること気付く。それでも、告白されると泣いてしまう(;_;)3度目の千秋楽は、坂口さんの熱演にまた引き込まれ、クライマックスでやっぱり涙を禁じ得ない。とにかくさわやかに泣けた。演劇としての構成の問題などはあるのだろうけど、小説も含めて十二分に『スキップ』の世界を堪能できたことに感謝。 (★★★★)
  • 沖縄ラーメンズライヴ
    ラーメンズ:
    『沖縄ラーメンズライヴ  サーターアンダギーは見かけのシンプルさの割に名前が長過ぎ  A&Wは貴方と私の略。  ラーメンズにとって沖縄が楽園になるかどうかは客次第』 やっぱり頭の良い人の考えることは面白い。 (★★★★)
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