渓嵐国泰山海紘宮

Recent Trackbacks

« November 2004 | Main | January 2005 »

December 2004

December 17, 2004

去年、蒔いた種

 夕方、前任校の先生から電話があった。
 去年、私の教えていた生徒が、
 なんと代ゼミの模試の国語で、
 全国1位を取ったというのだ。
 記述式で200点満点中194点。
 進学校にも勤めたことがあるが、
 そんな成績は見たことが無い。

 英語や数学ならともかく、
 国語はそんなに確実に点の取れる科目ではない。
 しかも、センター式ではなく、記述式。
 驚嘆に値する出来事だと思う。

 私の前任校は、ほんとに普通の普通校なので
 そんなにずば抜けて成績がいい子たちはいなかった。
 今回この好成績を取った子も、
 確かにクラスの中では群を抜いていたが、
 例えば、昔、超が着くほどの進学校で
 出会った子たちに比べれば地味な感じであった。
 
 ただ、彼は、ともかく、真摯で、着実だった。
 彼のいるクラスは、学年で1クラスだけの特進コース。
 ただ、この特進コース、
 早朝講座が無いからという理由で人気が高い前任校では、
 唯一早朝講座がある特進コースは不人気。
 普通のコースより倍率が低いので
 「入りやすいから」という理由で入ってくる生徒が多い
 なんちゃって特進なのだ。
 特に彼のいる学年は、職員から
 「特に進学が困難なコースじゃないのか?」と言われている
 困ったちゃんクラスだった。
 私も、ほとほと手を焼いて、4月からの1年間、
 ずっと戦い続けた(笑)
 彼は、そんな中でも黙々とマイペースで
 やるべきことをこなす生徒だった。
 やる気の無さが蔓延する教室でも、
 流されること無く、自分をしっかり持っている生徒だった。
 実力はあるのだけど、友達関係に流されがちで
 国立大に行きたいと言う目標を
 なかなか言い出せなかったクラスメイトも、
 今は、そんな彼に感化されて一緒にがんばっていると言う。
 その強さと、しなやかさが、
 素晴らしい成果を生んだのだと思う。

 私は、去年一年間、
 副担任としても関わっていたそのクラスで
 ずっと、自分で道を切り拓くことの大切さを説いた。
 授業でやる勉強だけじゃない。
 いろいろなものに立ち向かう姿勢の話だ。
 ほとんど通じてない気がする、
 砂をかむような思いも多かった。
 成果を実感できないまま、転勤してしまったのだが、
 文化祭の時に訪れたら、意外な反応に出会った。
 あの、特進コースの子たちが、とても慕わしげに、
 私を迎えてくれたのだ。
 「先生の授業、受けたい!ってみんなで話してたんだよ」
 「またビシビシ叱ってほしいって今は思ってるよ」
 ・・・昔のことは、なんでもよく思えるものだから
 まぁ、話半分に聞いていたのだけど
 もしかしたら、時間が経って、
 彼らの中に何かが育ったのかも知れない。
 私の蒔いた種が、双葉くらいは出したのかな?
 
 今日、電話をくれた先生は、
 私から引き継いでそのクラスを受け持ってくれている。
 いつも、彼らの様子を、伝えてくれる。
 そういう同僚を持てたことも、とても素敵なことだと思う。
 もっとも、前回お会いしたときには、
 とんでもない噂まで教えてくれた。
 なんと、現在2年特進コースでは
 「海紘先生があんな遠くにとばされたのは
  Y(件の代ゼミ1位の生徒)と
  なにかあったからだ」
 ということになってるらしい(笑)
 「あの、二人の雰囲気は絶対に何かあった」と
 今になって言い立ててるのだとか(^-^;)
 おいおい〜
 Yしか私の話を聞いてなかっただけの
 話だろうが〜(^^;
 その先生曰く「YもYで、
 否定もしないで黙って笑ってるだけだから、
 余計にみんな騒いでるのよ」とのこと。
 いやいや、Yもあまりのあほらしさに
 飽きれてるんでしょう(笑)
 
 今蒔いている種は、いつ芽が出るんでしょうね?(^-^;)
 
 
 
 

何の先生?


 時間割係の大事な仕事、
 時数報告の季節がやってきた。
 一学期は細かいダメだしを食らったので
 今回は一発クリアしたい、と思っている次第である。
 細かいカウント作業なので
 ミスが出るのが当たり前、ということで、
 この仕事は教頭と組んでやることになっている。
 一学期に一緒にやったあと、教頭は
 「あなたはとても国語科とは思えない」と
 何度ものたまうようになった(笑)
 仕事の仕方が「理系」なんだそうだ。
 う〜ん・・・
 実は、私は、小学生の頃には、ごく内輪でだが、
 算数の天才児と呼ばれていた(^^;
 水道方式で有名な遠山拓先生の算数教室で
 偉才(異彩?)を放っていたらしい。
 実際、中学生までは数学が一番得意だった。
 ところが、高校一年生の夏休みの宿題を
 やらなかったがために、それ以後、
 全く歯が立たなくなってしまったのである(爆)
 あの夏は大きかったなぁ・・・(^-^;)
 今でもエクセルで計算式を作ったりするのは好きだし、
 htmlをちまちま書くのも嫌いじゃないので、
 まぁ、素養が無い訳ではないんだろうけど、
 教えるんなら、絶対国語がいい。
 だって、思いついたことをいろいろ話せるもん。

 それはともかくとして、実は、生徒を含め
 初対面の人には国語教師だと思われたことがない。
 いつも言われるのが「英語」。
 全然しゃべれないのに〜(笑)
 どうも、世間一般には、
 国語教師は地味なロングスカートが定番で
 英語は華やかなスタイルという感じらしい。
 そう言う観点なら確かに英語だな(笑)

 前にサイトにも書いたのだが、
 外人と付き合ってるという噂まで
 まことしやかに流れたこともある。
 理由は、授業中に英語を使うから。
 いやいや、「アイデンティティー」や「ライフワーク」は
 英語じゃないって(笑)

 そう言えば、昔勤めていた私立高校をやめる時には
 「東京にミュージシャンの彼氏がいるってほんとですか?」
 という手紙をもらったこともある。
 確かに、その頃のクリスマスは、
 5人組の男の子たちと過ごすことが多かったし
 彼らの仕事はミュージシャンだったけどさ(笑)
 ちなみに今年は、関西弁の気のいい兄ちゃん3人組だ。
 彼らの仕事もミュージシャンだけどね(^^;

 そもそもそう言う生活だから、
 教師自身に見えないことも多いらしい。
 今年の夏のキャラメルボックスのガレージセールで
 小川えりーさんの着ていた舞台衣装を購入すべく
 ご本人に接客してもらってた時の話。
 えりーさんが国語教師役をした時の衣装だったので
 「今度学校に着ていきます。私も国語教師なんですよ」と
 言ったら
 「え〜見えないですね!」と一言。
 さ、さすがエリー・・・(^^;
 慌ててフォローするかのように
 「いえ、こんなオシャレな先生もいるのかと思って!」と
 おっしゃって下さったんだが
 確かに、ローライズジーンズにキャミソール重ね着では
 そうは見えまい・・・(爆)
 ちなみに横浜中華街の怪しい占い師には
 「よく試験に合格したな!」と言われた。
 確かに、私もそう思うよ。

 でも、天職だと思ってるんだけどね(笑)
 
 

December 16, 2004

忘年会

 本日は教務部の忘年会。
 一学期に比べれば、二学期は確かに早かったなぁ。
 最初はすごく辛くて、
 ほんとに登校拒否になりそうだったけど
 なんとか乗り切った感じ。
 こうして慌ただしく年末に向かう。
 
 先週の金曜日は、
 建築科の忘年会に呼ばれて行き、(副担任だから)
 今度の土曜日が高校の同級生の内輪での忘年会。
 来週は22日が学校全体の忘年会。
 やばい。年越しライヴでビキニが着られる体形を
 維持しないといけないのに!って本気か!!!

 その後は怒濤のクリスマス週間。
 クリスチャンじゃないけど、キャラメルファンだし
 S.O.Sファンだし、サザンファンなので忙しいのだ。
 って、自分は何もして無いじゃないか!
 
 と、今日は一人乗り突っ込みな海紘でした。
 (テンション高っっ)
 

December 13, 2004

多忙な土曜日・怠惰な日曜日


 土曜日はサザンの年越しライヴの一般発売日。
 自分のチケットは応援団で取れたのだけど
 外れた知り合いも多かったので、朝からLoppiと格闘。
 ・・・惨敗。
 40分もLoppiの前から動かないのは
 ちょっと不気味だったかも(^^;

 その後、美容院へ。
 忙しかったので、二ヶ月ぶり。
 もう十年近い付き合いになる美容師さんに
 「毎回髪型変えてるよねぇ」と言われるが
 マイナーチェンジなのであんまり気づかれない(笑)
 
 アフタヌーンティールームで遅めのランチを取った後、
 宮沢りえちゃん主演映画『父と暮らせば』を観る。
 もともと井上ひさしさんの戯曲なので、
 舞台テイスト満載。う〜ん、生で観たいね。
 広島弁がすごく良かった。
 生きるということは、様々なものを背負うということだ。
 特に、身近な人々を亡くしてしまったあとには、
 自分の存在というものに対して、
 いろいろと考えてしまうのが当然だろう。
 あの戦争においては、この主人公美津江のように
 「自分が生きているのが申し訳ない」と思い背負った人々は
 多くいたと聞く。
 戦争の被害者である人々が、
 生きていることが申し訳ない、なんて、
 どうして思わなければならないのだろう。
 そう思わざるを得ないほどの過酷な経験を
 他人に強いる権利なんて、誰にもありはしない。
 こんな悲しい、非人道的なことが
 今でも、一部のものの利益のために無くならないのは
 絶対に許してはいけないことだと、改めて思った。

 精力的に用事をこなした土曜日の反動で
 本日日曜日は、洗濯機を三回まわして
 ちょこっと料理をした以外はほとんど何もしなかった。
 買い物に行こうと思っていたのだが、
 大雨だったので挫折。
 明日は晴れるといいのだけど。
 
 
 
 

December 08, 2004

久しぶり

 さて、今回の上京。
 2日は横浜パシフィコで、桑田さんのAAA。
 暴れてきましたとも(笑)
 ブリティッシュロックだかんね(^^;

 3日は四季の『コーラスライン』。
 本格的なミュージカルと言うのは、全く無理がないし、
 何も考えなくても楽しめると言うのがすごい。
 音楽の楽しさとか、ダンスの肉体的な美しさとかは、
 何度観ても飽きがこない。
 名作とはかくたるものか、と痛感。しかも自由劇場だし!

 4日はまたまた四季で『南十字星』。
 これは、また、ものすごく日本的なミュージカル(笑)
 第二次世界大戦時の日本のアジアでの立場や、
 戦争責任についてがテーマ。
 こういう題材をキチンと観ておくことはやっぱり大切。
 だけど内容が内容だけに、
 何もミュージカルでなくても、と思う。
 ストレートプレイでもう少し深めてくれれば・・・
 人がますます入らないか?(爆)
 夕方から、高生研の全国委員会に訳もわからず参加。
 ほんとに訳がわからない(爆)

 5日は、午前中、高生研のシンポジウム。
 こっちは記録を頼まれて、PC打ちながらだったので
 前日よりは理解した。(つもり)
 午後はいよいよキャラメルボックスの『スキップ』!
 ダンスから涙が出てしまい、
 終演後ほぼ素顔になるほど泣いてしまう。
 激オススメ!
 特に、疲れている教員にはツボでございます(爆)
 夏日の東京の夕方をのんびり羽田に向かうと、
 何故だかごった返し。
 そういえば、朝は暴風警報とか出てて、
 飛行機止まってるって言ってたけど、
 まさかねぇ・・・と思ってたら
 何と、私の乗る便だけ、ピンポイントで欠航(爆)
 仕方が無いから高校時代の友人に泊めてもらって
 翌日までおまけのお休み。
 なんだかなぁ・・・
 
 ってなわけで、相変わらず日常適応が難しい。
 次はクリスマスだね♪
 

 
 

December 02, 2004

成績

 明日から上京なので、
 今日中に成績を出さなければならなくて
 ちょこっと残業。
 テストも受けず、提出物も出さない輩が
 たくさんいるので、成績のつけようが無い。
 そういうのが4〜5人いるクラスでは
 当然平均点も下がる。
 でも、平均点はある程度無いといけないことが
 内規で決まっている。
 こういう平均点って意味があるんだろうか?
 と、思いつつ、なんとか形を付けた。
 でもなぁ・・・
 これで、最終的に単位を落とすと
 またいろいろと面倒なことがある。
 全く誰のための、どういう制度なんだろう?

 夕食は位牌を持ってきた伯父夫婦と会食。
 だいぶ高齢になり、物忘れも激しくなった伯父は
 とても優しい人だけに、なんだか寂しかった。

 さて、明日は・・・
 予定を繰り上げて朝から上京。
 キャラメルボックスのビデオシアターにも
 足を運ぶことと相成った。
 おっと、早く寝ないと
 居眠り危険だ(笑)
 

December 01, 2004

誰かさんが怒ったから


 本日は火曜日、二年生だけ4時間ある日。
 昨日爆弾を落とした機械科は、
 驚くほど熱心に漢文返り点の授業に臨む。
 私自身、学生時代、返り点のコツが
 いまいち飲み込めていなくて
 漠然と間違ったりしていたので(爆)
 教員になってから、改めて自分で整理した。
 そしたら、だいぶ分かりやすい理解法を見つけられた。
 なので、返り点を教えるのは得意分野だ。
 (やっぱりわからないものを、
  自分で試行錯誤した時の方が、
  教えるのには役に立つ。
  現代文は、ちっとも苦労した覚えがないから
  説明するのが難しい。)
 今日は、そういう私のスキル(まぁ、大げさな(笑))と
 焚き付けられたばかりの彼らの気持がうまく一致したのか
 ここのところ稀に見るいい授業だった。
 何しろ、「じゃあ、残りは来週!」と言ったら
 「もう終わりか!」と言う声が出たくらい。
 すごいすごい。
 
 終了後担任に「今日の機械科は良かったですよ」と言ったら
 「昨日、誰かさんが怒ったからじゃないですか?」
 ・・・(^-^;)
 ちゃんと、担任と生徒がコンタクトが取れていてよろしい!
 もっとも、昨日は私だけでなく、同じようなことで
 英語の担当にも怒られたらしいけど。

 さて、残り。
 建築科は、相変わらずながら、おとなしい子たちが
 ちょっとやる気が出た様子。続けばねぇ・・・
 電気科は、もう分けわからん。
 43人もいると、なんだか良くわからない。
 とりあえず、一部は危機感を持った感じはした。
 生活情報科は・・・聞く耳を持たないのが多い。
 女子はこういうところで厄介。
 終わったことだから、もういいだろうと
 自分が嫌なことには耳を貸さない風潮あり。
 頭じゃなくて性格の問題(爆)

 さて、明日は、私が持ってる中で唯一57点と言う
 普通の(しかしうちでは素晴らしい)平均点を取った
 1年電気科がある。思いっきり褒めてあげよう(^-^)
 

« November 2004 | Main | January 2005 »

July 2015
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

雅俗共賞〜最近観た映画〜

  • 真珠の耳飾りの少女
    :
    光の変化を感じ取るものと、そうでないもの。それを人々は「芸術を解するか否か」と表現するのだけど要は感性の問題。美とか快とかいうものの一致こそが人を理解する根本を成すのだと思った。映像がもの凄くきれい。 (★★★)

音吐朗朗〜最近聴く音楽〜

  • 雪月花
    YUMING: WINGS OF WINTER,SHADES OF SUMMER 
     時に、出会いは偶然。4年も前に発売されたこのアルバムを、今日、このタイミングで初めて聴いたのも、偶然。十代の頃から、ユーミンの曲の「やさしさに包まれ」て、歌詞の鋭さに突かれて、何度も窮地を切り抜けてきた。今回も、きっと背中を押してくれるね。どんな状態になっても、私らしく、凛といること。そうきっと「悲しみにも時は流れ 海へと注いでいく」のだから。 (★★★★★)
  • 『愛と欲望の日々』&『Lonely Woman』
    サザンオールスターズ:
    『大奥』のようなドラマを軽やかにするのはサザンしかいないのかも。女の情念なんてハレルヤ!ってなもんかな。きらびやかなジャパネスク調のサザン(世は万葉あたりね)、実はかなり好き(^-^)『Lonely Woman』は秋冬のサザン。実はサザンは全天候型なのよ(笑)(桑田さんは雨男だけど) (★★★★)
  • 乙女ノックアウトナイト
    比屋定 篤子: ひやじょう
    久々発売の4thアルバムのお気に入りの曲。もう大分前からライヴでは歌われていたけど、毎回このテンポにくらくらでした(^-^)レコード会社の人からこの題名は・・・と言われたらしいけど、この題名あってこそ、だと思う。オザケンの『東京恋愛専科・または恋は言ってみりゃボディーブロー』を思わせますです。 (★★★★)
  • ミモザ
    ゴスペラーズ:
    最近、どれを聴いても同じに聴こえる(爆)新しい刺激が欲しいよぉ。でも、サビの黒ポンの声は良いね。あとCMの唐沢くんもね。 (★★)

錦心繍口〜最近読んだ本〜

  • J・K・ローリング: ハリーポッターと秘密の部屋
    ハリーポッターシリーズは、話題になってすぐに1作目を読んだのだけど、正直、あまり興味が持てず、そのままにしておいた。が、最近、生徒と面接の練習をしている時に「教育学部に行きたいと思ったのは、ハリーポッターシリーズのダンブルドア校長先生の影響があります」というのを聞いて、改めて読んでみようと思った。この巻でも、自分がスリザリンと関係深いのではないかと悩むハリーに、「大切なのは、どう生まれたではなく、何を選ぶかだ」と助言するところがいちばん心に染みた。なるほど、教育指南書として読むハリーポッターもありだな、とシリーズ読破を試みている。それにしてもロックハートは、ひどすぎる教師だ(笑)
  • 竹田 青嗣: 「自分」を生きるための思想入門
    思想とは、社会的には人間に「正しいこと」を教えるものではなく、社会の中で絶えず「より合理的な関係」を作り出していくための“技術”であり、実存的には、個々の人間が、自分の生全体から「より大きいエロス(生きる喜び)」を引き出すための有効な“技術”であるという主張には、目から鱗が落ちた。自分が目指す生き方のために、様々な思想家の思想をどう理解し、どう選び取るか。哲学とはかくも実用的なのかと感動した。さて、私は、何をえらべばいいのか。それこそ、自分でしか決められない実存的問題なのである。 (★★★★)
  • 鈴木 真砂女 ・黛 まどか : 恋がすべて
    新旧女流俳人対談集。鈴木 真砂女という名前は知っていたが、こんなにも壮絶な恋をした人だったとは・・・その激しさと、強さと、美しさに号泣。魂が惹かれあうというのは、きっとこういうことを言うのだろうな。そんな巡り会いがひとつあれば、人はしあわせなのだと思う。黛さんも、そういう恋が出来るといいですね(笑) (★★★★)
  • 小谷野 敦: モテない男
    ものすごく面白くて、旅行中に二日で読み終えて、友人に押し付けてきた(笑)「恨み言」的な体裁を取りながら、しっかり分析されているところが流石。「恋愛はしなくても生きていける」と提唱したいけど出来ないジレンマが面白かった。(なんて言ったら怒られるかも)私はやっぱり本居宣長派の恋愛至上主義です(^^; (★★★★)
  • 養老 孟司: バカの壁
    今更ですが(笑)これって、ベストセラーなんだよね?一昨年、日本でいちばん読まれた作品なんだよね?こういう「もっともなこと」の溢れた本がそんなに売れてるのに、こんなにどうしようもない社会なのは何故なんだろう?(^^;「個性」についての考え方など、とてもわかりやすくて的確だと思いました。 (★★★★)
  • 瀬尾 まいこ: 図書館の神様
    文学音痴のでもしか国語教師が主人公。結構いるんだよね、実は(爆)私、もの凄く苦手なんだけど(爆)でも、まぁ、現代的には響きやすい話なのかもしれない。これをきっかけに漱石や周五郎を読む人が出れば、それはそれで良いのでしょう(^^; (★★★)
  • 小谷野 敦: 性と愛の日本語講座
    近現代文学における性愛に関係する言葉を、まじめに調べた一冊。下世話に思える言葉であろうと、いくつもの出典に当たって読み解いて行く作業はまさに国文学。大学でやってたことを思い出して楽しかった(^-^) (★★★★)

気韻生動〜最近観た舞台〜

  • Dr.TV
    福澤一座:
    福澤一座の第二回公演。言葉とテレビにこだわったこの作品群は、これからも小さなエピソードを繋いでいく形なのかな?正直言って、去年の方が面白かったなぁ(^-^;)しかし、森圭介アナはやっぱり好み(^^;一瞬「畑中くん?」と思う部分があって、やっぱり好きなタイプが似ていることが判明。結局ショタコンか(爆) (★★★)
  • SHIROH
    劇団☆新感線:
    歌うような台詞、とよく言うが、歌がきちんと台詞になっていることに感動。上川さんはとても歌が上手いと言う訳ではないのだが、すごくまっすぐに体に染みてくるのだ。『マイ・フェア・レディ』の レックス・ハリスンみたい。もう一人のシロウ、中川くんはもの凄く歌がうまかった。そして、ロック。それから迫力の群舞。すごい。少しは見習え<『クラ○ディア』(爆) (★★★★)
  • 『スキップ』
    演劇集団キャラメルボックス: タイムトラベルシアターVol.1
    都合三回鑑賞。一度目は現在の自分に重ね合わせて観てしまって号泣。二度目は少し冷静になり、自分が頭の中でだいぶ補って見ていること気付く。それでも、告白されると泣いてしまう(;_;)3度目の千秋楽は、坂口さんの熱演にまた引き込まれ、クライマックスでやっぱり涙を禁じ得ない。とにかくさわやかに泣けた。演劇としての構成の問題などはあるのだろうけど、小説も含めて十二分に『スキップ』の世界を堪能できたことに感謝。 (★★★★)
  • 沖縄ラーメンズライヴ
    ラーメンズ:
    『沖縄ラーメンズライヴ  サーターアンダギーは見かけのシンプルさの割に名前が長過ぎ  A&Wは貴方と私の略。  ラーメンズにとって沖縄が楽園になるかどうかは客次第』 やっぱり頭の良い人の考えることは面白い。 (★★★★)
無料ブログはココログ